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税務調査が行われる会社の3つの特徴
- 1)規模の大きい会社
売り上げも利益も少ない会社を調査しても、追徴課税はわずかしかない。その追徴課税の額が税務署の利益とどういう関係になっているかは知らないが、結果的に、そういう小さな会社よりも大きな会社の『大きな魚』を得ようとするところがあることは間違いないという。
- 2)100人に1人ぐらいの割合。全体の5%ほど
- 3)不審すぎる帳簿
税務調査の傾向と対策
- 1位)収入の計上時期(45.2%)
合理的な売り上げ計上規定づくりをする
- 2位)交際費の範囲(30.4%)
相手・目的を記録し、会議費扱いにする
- 3位)棚卸漏れ(26.3%)
『仕入れ⇒在庫⇒売り上げ』の荒れに注意
- 4位)収入漏れ(18.6%)
『仕入れ⇒在庫⇒売り上げ』の荒れに注意
- 5位)架空人件費(9.6%)
社会保険庁や市町村ルートで発覚中位
- 6位)架空仕入れ(7.4%)
『仕入れ⇒在庫⇒売り上げ』の荒れに注意
- 7位)役員報酬の妥当性(6.4%)
期中での操作はNG
- 8位)使途不明金(5.8%)
会社と個人のお金を明確に区分する
- 9位)社長の個人費用のつけ廻し(3.5%)
役員貸付金等に注意
- 10位)会社と役員の取引(3.2%)
不動産の場合は時価の証明書類