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かつてFX投資家がこぞって愛したスワップ収入の実態

スワップ収入とは

2007年8月のサブプライムローン以降、FXの流れは大きく変わりました。高金利の外貨買いさえすれば簡単にその金利差益(スワップ収入)が得られるという時代は終わったのです。しかしここでは今一度、『スワップ収入』について検証したいと思います。いつかまた違う流れが来ることは十分にあるからです。

 

※この話が通用したのは2007年以前です。

 

スワップ金利というのは具体的に言うと、

 

  • 1)米ドルの政策金利:4.50%
  • 2)日本円の政策金利:0.50%

 

の場合、その差し引きである4.00%が金利としてもらえるということ。

 

スワップポイントは、『日本時間午前7時(米国が夏時間のときは6時)の時点でポジションをもっている』ことで得られる。その時間にポジションがなければ、収入はない。6時にポジションを建て、10時に決裁したなら、7時を一度通ったため、スワップポイントが1回発生するということ。

 

1万ドルあって、例えば1日150円の金利が付くなら、150×365=54,750円ということになり、年間に54,750円がスワップ収入として得られる。※更に具体的な計算法がある。

 

しかし、これが米ドル/円の『買い』ではなく『売り』となると、逆になる。つまりそれだけの金利をこっちが払わなければならない。※レートが上がると、これらの金利も上がる。

 

スワップの観点から言って、最も利益が出やすいのは、高金利通貨の上昇トレンドについていくやり方。上昇トレンドの高金利通貨を見つけて買えば、為替差益とスワップとをダブルで狙える。なるべくトレンドの早いうちに見つけて買って、トレンドが変わるまで長く保有できると、利益もダブルでぐんぐん伸びる。

 

また、横ばい(ボックス)もスワップの稼ぎポイントである。特に、値動きの少ないケース(チャートの上下動が小さいケース)では、為替の損益は重視せず、買いっぱなしで、スワップ金利を稼ぐやり方も有効

 

スワップ収入は、口座において増えたり減ったりすることが確認できる。その際、

 

  • 1)為替差益とは別に、スワップ益として反映されるタイプ
  • 2)スワップ益も為替差益として反映されるタイプ

 

とがある。

 

金利が高くても、ボラティリティも高いなら、それは注意が必要。レバレッジを調整することで、その高い金利の通貨ペア以上のスワップ金利を見つけることが出来る。

 

A:スワップ金利8% ボラティリティ12%
B:スワップ金利5% ボラティリティ5%

A:レバレッジ1倍 スワップ金利8% ボラティリティ12%
B:レバレッジ2倍 スワップ金利10% ボラティリティ10%

 

というような計算。

 

もしスワップ金利をこまめに出金したい場合は、決済をしないでも引き出せる業者を選ばなければならない。中には、決済をするまで必要証拠金を引き出せない業者もある。だが、もし出金自由ということになれば、それは、収益が発生した時点で『納税義務』がそこに発生することも覚えておかなければならない。その時点で『収入』と断定されるからですね。

 

スワップ狙いの長期戦略は、短期戦略と違って競争率が低く、激しい波も巻き起こらず、言うなれば『ブルーオーシャン』である。レッドオーシャンの短期売買市場に参加するなら、それなりの覚悟と知識、経験が必要になることを覚えておかなければならない。

 

スワップで年間の収益を得ても、その年間の為替が変動し、円の値が下がってしまえば、プラマイゼロあるいは、損失になることもある。つまり、円安にならない可能性の高い通貨ペアを選べば、キャピタルもインカムも得られる。値動きが一定で損も得もしない場合でも、スワップポイントは稼げる。

スワップの特徴は、長期保有の金利収入だが、これをやらずに短期勝負、つまりキャピタルゲインだけを狙っていく人間の特徴には、主にギャンブル性の高い勝負を挑みたいという人、あるいは、何らかの理由で短期的に結果を出さなければならないという人等が挙げられる。例えば、借金。あるいは、組織として働いている人間が、短期的に結果を出すようノルマを与えられている等。従って、もし時間に余裕があるという人なら、スワップ狙いの資産運用は、むしろ向いているということになる。

 

金利が高くても、ボラティリティも高いなら、それは注意が必要。レバレッジを調整することで、その高い金利の通貨ペア以上のスワップ金利を見つけることが出来る。

 

日本は低金利なので、外貨を保有すると金利を受け取れる体制が整っている。ただし、高金利通貨に投資すれば必ず利益が得られるという単純なものではなく、高金利通貨にもデメリットがある。それは、

 

  • 1)金利が付くということは、お金を貯金しておけば1年後には金利分の収入が入るということだから、その分お金の価値は下がる。また、国は国で『インフレでお金の価値が年間10%くらいさがりそうだな』と思ったら、政策金利を10%にする。そういう動きがあるため、安定しているとはいえない。
  • 2)従ってボラティリティ(変動率)が大きい。

 

ということである。

 

 

スワップに適した通貨を選ぶ際の7つのポイント

  • 1)高金利
  • 2)低ボラティリティ(変動率)
  • 3)資源国通貨

※デフォルト(債務不履行)になりにくいと考えられるから。

 

  • 4)高成長
  • 5)高格付け
  • 6)1通貨あたりが安い通貨(少額運用の場合)
  • 7)金利差の逆転の可能性が低い通貨

※米ドル4.5%:日本円0.5% この金利差が逆転する可能性が低いということ。その国の格付けをチェックし、こういった不測の事態が起きないように留意するべきである。

 

買いたい通貨があるとき、それを買うタイミングとは、スワップ目的なら長期保有が狙いのため、実際はそこまで神経質になる必要はない。基準として、『過去5年間の平均レートより安い価格』で買えれば十分。※OANDA.comにて、そのデータが見れ

る。

 

長期保有でのスワップ金利戦略では、『衝動的な買い増し』はあまりしない方がいいという見解もある。むしろ、売買回数を減らして長期保有をすることが重要。あまり予定していなかったイレギュラーなことをやろうとすると、良い結果にはならないデータがある。

 

分散投資をするコツ=その通貨の特性を知らずに分散投資するくらいなら、特性を知っている通貨に集中投資した方が良い。

 

スワップで決済(売る)するタイミングは、基本、含み益が出ている時ならいつでもいい。だが、『トレンドが続く限り、安易に利食いせず、耐え忍ぶ風林火山を意識することも重要』という考え方もある。違う人間の見解でも、『ロスカット以外では一生決済しないつもりでいい』というものがある。その際、注意するべきなのは『対円との金利差の逆転』である。これが起きれば、全てがパア。ということで、どのような戦略で利益を出すプランを立て、どのような通貨を買うか、という最初の戦略は、資産運用において極めて重要なものとなる。

 

FXで複利運用(拡大再生産)をするには、スワップ益を証拠金として、新たなポジションを取る必要がある。だがその際、スワップ益を引き出さずに再投資できるかどうかを事前に調べる必要がある。業者によってはそれが出来ないというケースがある。従って、自分のスタイルに合った投資の戦略を最初に立てることは、極めて重要になる。その戦略に則って、業者選び、通貨選び等の全ての『一手』が決まってくるからである。逆に言うと、その戦略さえ最初に明確にしてしまえば、道が切り開くイメージで、次の一手が見えて来ることになる。

 

 

FX業者の選び方

  • 1)長期投資をするということを再認識すると見えてくるはずだが、その業者と何年も長く付き合っていくということ
  • 2)国が破綻するよりFX業者が破綻する確率の方が高いということに注目
  • 3)わからなければ、とりあえずいろんな会社に口座を持って、自分に合っているかどうかテストしてみる。その後、一つに絞ってもいいし、用途によって使い分けてもいい。

 

スワップ運用を考えるなら、業者の手数料よりも、見るべき点がある。長期的な金利を狙う戦略なら、手数料はそれほど関係無いからですね。

 

スワップ運用狙いの際の業者選び5つのポイント

  • 1)高金利通貨を取り扱っているか(または取り扱う通貨ペアは多いか)
  • 2)スワップ金利は他の業者に比べて高いか
  • 3)決済しなくてもスワップ益を再投資できるか
  • 4)決済するまで納税義務は発生しないか
  • 5)手数料は安いか

 

 

『スワップ運用狙いの際の業者選び5つ』をクリアしている業者5社

  • 1)JNS

初心者にとっては少し敷居が高いが、スワップ運用を思いっきり満喫したい人向け

 

  • 2)マネーパートナーズ

どの業者がいいのかいまいちピンと来ない、という初心者向け。コストパフォーマンスが高く、どんな取引の仕方でも万能に対応してくれる業者

 

  • 3)セントラル短資オンライントレード

少数の通貨ペアでスワップ運用を実践したい人向け。スワップ運用の初心者向け

 

  • 4)外為どっとコム

セントラル短資よりさらにスワップ運用の初心者向け。高いスワップ金利に加え、1000通貨から取引できるので小額からでもスワップ運用ができる

 

  • 5)ユニマット山丸証券

巨額運用をする人はくりっく業者を選択する。その際に必ず複利運用の出来るユニマット山丸証券のような業者を選択する。

 

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