Contents
FXにおける効果的な分散投資とは
リスク軽減のための分散投資をするなら、全く同じ、あるいは似たような相関関係にある通貨を買うと駄目(1つがダメなら、もう1つも同じような動きをする傾向があるため)。従って、『逆相関』か、『無相関(まったくかんけいのない動きをする)』通貨を組み合わせる。
相関関係にある通貨に投資する場合の戦略は、1つがもう1つの通貨と違う動きをしたとき、例えば、値上がりしている方を売り、上がってない方を買う。そうすれば、その両方ともいずれまた『同じような動き(相関関係にあったから)』をする可能性があり、動きを読むことが出来る。
基本的に、米ドルとユーロは反対の動きをする。円に対して米ドルが上がると、円に対してユーロが下がる傾向がある。つまり、米ドル/円を持つなら、ユーロ/円にも分散投資をすると、リスクヘッジとなる。
同じ大陸の通貨は相関が高い傾向にある。
相関が低い4つの分散投資
- 1)米ドル/円と南アランド/円
- 2)ユーロ/円とNZドル/円
- 3)NZドル/円と米ドル/スイスフラン
- 4)豪ドル/円と米ドル/カナダドル
円高のリスクを減らすためには、対円以外の通貨ペアを入れていくことがポイント。例えば、
- 豪ドル/円
- 米ドル/円
- ユーロ/スイスフラン
の3つの組み合わせを持つことは分散効果がある。または、
- 英ポンド/スイスフラン
- 米ドル/円
- ユーロ/円
の3つ。