株を買う前に決める『自分なりの損切り基準』
株式投資の素人が陥ってしまう典型的なパターンは、値上がりしている株をわずかの利益で売ってしまい、含み損になっている株を絶対に損切りしないこと。それでは『塩漬け株』が増えてしまい、どんどん資金効率を悪くしてしまう。
株式投資で儲ける為に絶対に忘れてはならないのは、『損切り、損切り、損切り』だ。世界一の投資家、ウォーレン・バフェットは言った。
『投資で成功する為には、3つの原則を守らなければならない。第1の原則は、『損をするな』。第2の原則は、『第1の法則』を忘れるな。第3の法則は、第2の法則を忘れるな。』
この言葉は、全てのページに書いてもいいぐらいだ。この絶対原則を忘れてしまっている人は、もう投資などやめてしまったほうがいい。
損切りの基準については様々なものがある。チャートを見ながらトレンドラインを割り込んできたら切るケースや、移動平均線を割り込んだら損切りするパターンなど。どれがいいかというよりは、その様々な基準の中から、『自分なりの基準』を持ち、株を買う前からはっきりした損切り基準をもつことが大切。そしてその基準を曲げることなく、淡々と素早く機械的に損切りしていくことが大切だ。
間違っても熱くなってはならない。平常心を持って行うのが投資だ。熱くなりたいなら、スポーツ観戦や、子供の教育など、『熱くなる為に行う行事やイベント』に参加するのがいい。