株式投資においては、分散投資をしてリスクヘッジをすることは必須条件です。では、分散投資というのは具体的にどのような種類のものがあるのでしょうか。
業種分散
医療品業種とサービス業種の銘柄を保有するなどして、業種を分散させてリスクヘッジをする方法。為替相場の変動で自動車などの輸出関連業種が値下がりした場合、業種を分散させて保有していれば、リスクヘッジとなる。
銘柄分散
複数の銘柄を保有することで、ひとつの銘柄が値下がりしても、別の株で損失を補おうとする方法。ただし、いきなりたくさんの銘柄を保有すると、かえって管理が難しくなるので注意。
市場分散
東京証券取引所の一部に上場している安定銘柄だけでなく、マザーズなどのベンチャー銘柄にも分けて分散することで、市場全体の景況の影響を分散する方法。
時間分散
日経平均株価など、株式市場全体の指標が下落傾向にある場合は、あえて投資を控えて時間を置く。また、デイトレードではなくスイングトレードを行うことで、一時的な値下がりリスクを分散する。