株の売買には二通りある
- 1)現物取引
資金100万円で、100万円の株が買える
- 2)信用取引
資金100万円を証拠金として、レバレッジを効かせることができる。※株式投資の場合、約3倍まで
信用取引は二通りある
- 1)信用買い
先に買って、後で売る(株価が上がると儲かる)
- 2)信用売り(空売り)
先に売って、後から買い戻す(株価が下がると儲かる)
『先に売る』ということはどういう意味かというと、信用取引は証拠金を担保にして購入代金を借りるだけではなく、株券を借りることもできるから。それを売る行為を空売りと言う。
しかし、空売りの場合は、株価が下がればそうして利益が出るが、もしその後に上がってしまったら、損失となってしまう。例えば200円の銘柄を1万株空売りする(200万円分)。100円に下がって買い戻せば100万円の利益だが、300円に上がってしまえば、100万円の損失となる。
信用取引のデメリット
- 1)『信用買い』損失が拡大すると、その額が資金を超えることがある※しかし、売買代金を超えることはない
100万円の証拠金で、レバレッジ3倍なら、300万円となる。それで300円の銘柄を1万株買ったとする。しかし、その株価が200円に下がってしまうと、200万円になってしまう。従って、手持ちの証拠金分が丸々消えてしまうことになる。
- 2)『信用売り』損失が拡大すると、その額が資金額や売買代金を超えることもある。しかも、最大損失額は青天井
※現物取引なら、どんなに損失が拡大しても、資金以上にはならない
信用取引でトレードできる2つの銘柄
- 1)信用銘柄
信用買いだけができる銘柄※空売りは出来ない
- 2)賃借銘柄
信用買い、信用売り、その両方が出来る銘柄
追証は最低維持率(およそ25%程度)を下回ると求めらるが、それが発生するということは、トレードテクニックに問題があるということ。イエローカードが出ていると判断することが出来る。