デイトレードのメリット
- 1)資金効率がいい
株価が上がったらすぐに売り、下がるとおもったらすぐに売る
- 2)持ち越しによるリスクがない
当日決済なので、持ち越しによるリスクヘッジとなる
(中長期のデメリット)※一方的意見のため注意
- 1)株価が横ばいの時や下げているときは無駄な時間。資金効率が悪い※これは考え方次第だ
- 2)米国株式市場が大幅下落した場合など、持ち越しのリスクがある
企業の業績を見て、それが良さそうだからといってその株を買う行為は、その株の安定性や配当性を意識したもので、決して『稼ぐため』ではない。その考え方は、低位株投資の考え方と同じだ。
- 1)中長期的な考え方である低位株投資は、ボラティリティの高そうなものを選ぶ
- 2)FXにおける短期売買の戦略も、高利通貨に投資し、そのボラティリティを狙うというもの
- 3)デイトレードも結局このボラティリティの高いものを狙うということ。好業績の銘柄を買うのではなく、1分後に1円でもいいから値上がりしそうな株を買う、とまで極端な考え方をする
以上のことを総合的に考えると、どちらにせよキャピタルゲインとインカムゲインの二つがあるわけだが、書物から得たこれらの情報は、キャピタルゲインを狙わせるように煽る傾向がある。その意図は、それが『一番儲かる』からだろう。本の広告性を意識することを考えても、『楽して、短期で、すぐに儲かる』といううたい文句の方が食いつきが良い。そこは冷静に見る必要がある。
実際は、長期保有のスワップ収入、配当といったインカムゲインの気長に待つやり方で勝てるやり方があるかもしれないからだ。ただ、そのやり方をあまり主張すると、『ダイエットは結局運動と食事だ。楽して痩せられるわけがないだろう』と言っているようなもので、これらの投資の本が売れない。売れなければ本末転倒である、というようなあちらサイドの事情も見極めたうえで、何が適切な投資方法かを考える必要がある。
(中長期のデメリット)※一方的意見のため注意
デイトレードは当日に全てを終わらせるやり方だが、その日のうちに絶対に決済しなければならないというわけではない。
- 1)買いを仕掛けた銘柄がストップ高になった場合
- 2)買いを仕掛けた銘柄が急反発し、日足で長い下ヒゲをつけた場合
これらの条件に該当するときは、持ち越しのリスクを効力しても、スイングトレードに切り替えた方が良い。
デイトレードで有効になる3つのツール
- 1)5分足チャート(1分、3分、tickという手もある。カスタマイズ)
5分足は、ヒゲが出る確率や長い足が出る確率が高いので、トレンドの変化や反転のタイミングを見極めやすい
- 2)板
- 3)ランキング
- 長期=長い足チャート
- 中期=それよりは短いチャート
- 短期=短いチャート
- デイトレード=極めて短いチャート
が必要になる。それは当然。デイ(日)と言っているのに、月単位のチャートを見ていてその日の動きがわかるわけがないということですね。
また、株を行う際は、パソコンは処理能力が高いもので、なるべく2台以上あった方が良い。好環境を整えるなら、当然そういうことになる。特にデイトレードで、1分しか株を保有しないということを考えた時に見えてくるはずだが、取引速度に遅れは出したくないし、チャートの動きを見ながら、かつ売買の取引も行うわけで、モニターが2つはあった方がいいからです。
(メモ)
板(株価ボード)では、5分足チャートではわからない、細かな株価の変化を捉えられるメリットがあります。