Contents
好決算発表で株価が下がる理由
好決算発表をするような企業の株価は、『株価が上がる、順調である』と見込まれていて、往々にして株価が上昇しています。ですが、株価というのは『上がり過ぎると落ちる』傾向があるわけです(その最高値のことを天井といいます)。なぜなら、投資家たちが『下がる前に売りたい』と思って、天井になる前を見極めて、売りに走り出すからです。
株価というのは、
- 1)買う人が多い=上がる
- 2)売る人が多い=下がる
という傾向にあります。従って、好決算発表で株価が下がるということがあり得るわけですね。
株価下落と長期保有のリスク
いつまでも株価が変動しない株を長期保有するぐらいなら、乗り換えて違う株に替えた方が良い。もしかしたらいつかその株が下落するかもしれないわけで、だとしたらその時間は、全て無駄だった、ということになる。間違っても、その変動しない事実を受け、『安定していて、安心できる』という方向で捉えないことである。
景気の動向に左右されやすい13の業種
- 1)鉄鋼
- 2)繊維
- 3)セメント
- 4)ガラス
- 5)紙パルプ
- 6)海運
- 7)空運
- 8)商社
- 9)自動車
- 10)造船
- 11)タイヤ
- 12)精密機械
- 13)電気機器
景気の動向に左右されにくい6つの業種
- 1)電力
- 2)ガス
- 3)電鉄
- 4)通信
- 5)医薬品
- 6)食糧
毎年起こる株価変動の流れ 相場の法則 アノマリー投資
- 1月)株高
節税売りが終了。
- 2月)節分天井
節分時期に株型天井を迎える。
- 3月)彼岸底
3月20日の彼岸前後に株価が底値に。
- 4月)4月効果。新年度相場
株高。1年のピーク。機関投資家が運用開始。
- 5月)天上もしくは大底へ。機関投資家の買いが一巡
- 8月)閑散相場。株価が大きく動く材料不足
- 10月)稲穂相場。9月に売りが一巡して反発傾向
- 12月)株安。大口投資家の節税対策の売り
株価が上がる可能性のある3つの傾向
実店舗でよく売れている
やけに繁盛している企業やお店があれば要チェック。例えばユニクロは、新規に店がオープンすると、並ばないと買えない現象が起きました。
大々的な広告をよく出している
広告費というのは大金がかかるものです。しかしその広告費を捻出出来ている。ということは、その広告を打っても、そこから利益を上げることが出来る、というシステムを構築している可能性が高いわけです。従って、その企業、あるいはその業界自体に、注目するべきです。
IRを重視する企業
投資家の為に会社のことをくわしく知らせることを『IR(インベスター・リレーションズ)(企業説明)』といいあmすが、これが詳細に公開されている様な企業の株は、要チェック。