借金を返済していくためにできる改善方法とは?
色々ありますが、例えば、
- 借金の1本化
- 繰上げ返済
- 一括返済
などに焦点を当てて考えていきましょう。
借金返済の改善方法はいろいろあるよ!ここではそのほんの一部を紹介するね!すぐに自己破産は考えるべきじゃないな!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
Contents
多重債務者の人は借金の1本化がおすすめ
多重債務とは、複数の会社から借金をしていて返済先がたくさんあることを指します。このような状態に陥る理由として、物欲に負けて新しくショッピングローンを組んでしまったり、海外旅行や大きな買い物など臨時でまとまったお金が欲しい時に、新らしい融資を受けたりといった例が挙げられます。
また人によっては、子供の教育ローンや車を買い換えなければならなくなった際のマイカーローンなどの利用が重なってしまうこともあるでしょう。多重債務に陥ると、月々の返済額が増えるのはもちろんのこと、毎月支払う利息も大きな負担となってきます。
たとえ同じ額だけ元金を支払うとしても、1社にかかる年利が15%であるのと、複数社それぞれに15%年利がかかるのとでは支払うべき利息が違ってきます。
この例でいくと、支払う利息が低いのは言うまでもなく1社だけに支払っている場合です。そのため、多重債務に陥っている人は利息を減らして元金を確実に支払っていくために、借金の1本化を検討することをおすすめします。借金の1本化には、銀行のおまとめローンの利用を検討すると良いでしょう。
消費者金融系でもおまとめローンと同じサービスは行っていますが、銀行に比べ年利が高い場合が多く、利息負担を減らすためには、銀行での融資を受ける方が遥かに負担軽減につながると言えます。相場として、銀行のおまとめローンが年利15%なのに対し、消費者金融系での年利は18%となっています。
また、借金をまとめる利点は他にもあります。まず返済先が1社に絞られることによって、あちらもこちらも返済していかなければならないという、精神的負担が軽減されます。借金の返済には気力と体力が必要ですので、精神的なストレスを減らしておくことは非常に重要だと言えるでしょう。
さらに、どこにいくら返していつまでにどのくらい支払わなければならないのか、という返済に関する管理が非常に楽になります。借入残高や利息を考えて計画的に返済していくことが完済への原則ですが、それが複数社あると管理が非常に複雑になるでしょう。借金を1本にまとめることで管理するのも1つだけになりますから、より計画的に落ち着いて借金を返済していくことができます。
このように利点の多いおまとめローンですが、安定した収入と年単位の勤続年数、支払いに関し遅延するといった事故を起こしていないなど、一定の条件を満たしていれば審査に通る可能性は十分にありますので、検討している方はチャレンジしましょう。
ただし、上記にリンクした記事をしっかり見ることだね!おまとめローンを推奨する専門家は少ないんだ!
ぴよ(ふむ)!
おまとめローンの審査は厳しい?
おまとめローンは、確かにキャッシングやカードローンよりも審査基準が厳しくなっています。ですが、それは借金をまとめることによって融資額が大きくなるからです。銀行は消費者金融系の金融会社と違って総量規制がありませんし、年収の3分の1以上の融資も不可能ではありません。
しかし、年収に対して3分の1以上の融資をする場合、お金が回収できないかもしれないという大きなリスクを銀行が背負うことになりますので、審査が厳しくなるのも道理と言えるでしょう。
おまとめローンの審査では一般的に、
- 申し込み内容による審査
- コンピュータスコアリング
の2段階によって行われています。個人情報やこれまでの債務状況、債務取引等は日本に複数ある信用情報機関に記録されていますので、申し込み内容に虚偽がないかどうかは、その時に明らかになります。
また勤め先の確認として在籍確認も行われますが、それはこのタイミングが一番多く、銀行であることや融資に際しての在籍確認であることは、一切伏せて行われますので安心してください。借金が周囲にバレることは外聞が悪いと感じる方もいますが、審査でそれがバレることはまずありません。
次にコンピュータスコアリングですが、これは年齢や勤務先、年収、性別などの個人の属性に点数をつけて審査していくというものです。銀行が独自に持っている個人属性における点数の集計データと照らし合わせ、申請者と類似した過去のユーザーは回収率がどうだったかを確認する審査になります。
以上のことをクリアして、返済計画に無理がないようでしたら審査は無事通過となります。
また補足として、審査に確実に落ちてしまう人の例を挙げてみます。銀行のおまとめローンの審査に落ちてしまう人とは、1パターンしかありません。それは、申請時に虚偽の申請をしていることです。
希望融資額が大きかったり、借入件数が多かったりすると審査に通らないのではないかと不安になる気持ちがあるかとは思いますが、申請書は嘘偽りなく正直に書くようにしましょう。
また、審査項目として以下の基準が挙げられますので参考にしてください。
審査に通りやすい年齢は、20代後半から40代後半くらいの働き盛りである
20代前半は給与が低い傾向にあり、定年退職目前の50代は収入源がなくなる恐れから審査が通りにくい傾向にあります。また、65歳をすぎると申し込み自体が断られるケースがほとんどでしょう。
勤続年数は長ければ長いほど良い
銀行は融資した額の完全回収が見込めないと、容易に融資してくれません。転職を繰り返していたり勤務期間が短い場合は収入に対する安定性が欠けていると判断され、審査が通りにくい傾向にあります。また、勤続年数は最低でも1年以上であることが条件です。
安定性の高い職業は年収よりも重視される
年収そのものより、安定して確実に返済されることを銀行は望みます。月や年によって収入にばらつきがあったりすると返済が滞る可能性があり、融資への審査は厳しいものがあるでしょう。
県庁職員といった公務員や上場企業の正社員、創業年数の長い会社に勤めている人は十分に安定していると判断され、融資が受けられやすい傾向にあります。また、年収に関しては最低でも200万円以上であることが目安です。
健康保険は共済組合だと○
上記に述べた項目よりも重要度は下がりますが、公務員の保険である共済組合に入っていると審査が通りやすい傾向にあります。
賃貸よりも持ち家
突然の失踪により融資額が回収できなくなるというリスクが低くなるため、簡単に引っ越せない持ち家の人は審査が有利と言えるでしょう。賃貸が不利であると言うわけではありませんが、低所得者向けの公営住宅に居住している場合は、審査が通りにくい場合があるかもしれません。
いざという時、返済能力のある同居人がいる
一人暮らしよりも実家住まいの方が有利ですし、共同生活を営む者がいる場合、共に暮らす責任により自己都合で失踪するというリスクが低くなりますので、同居人はいた方がベストと言えます。
借入件数の目安は4社以下
おまとめローンの場合、債務総額よりも借入を繰り返していないかどうかの方が注目されます。借入を繰り返し借金を借金で返済していると受け取られかねない状態だと、融資を受けられる可能性は低くなってしまうでしょう。件数の目安として、4社がグレーゾーン、5社以上がほぼ見込みがありません。
ブラックリストに載っていないことは大前提
信用情報機関により、返済遅延や滞納、債務整理などの事故記録が記載されていないことが前提です。
おまとめローンは審査が厳しいけど、もし通ったらいい条件で借金ができるからね!だけどさっきも言ったように、だからといって油断しちゃだめだよ!
ぴよぴよ(うーむ)!
賢く返済していくなら元金を返そう
ズバリ言うと、繰上げ返済や一括返済がおすすめです。月々の支払いとは別に、ボーナスや臨時収入などまとまったお金ができた時は、全額を元金の返済に充てられる繰上げ返済や一括返済に使うようにしましょう。元金がなくなりさえすれば借金は完済となりますので、早く返すに越したことはありません。
また元金が少なくなれば借入残高に対する利息も低くなってきますので、トータルの返済額が大幅にカットできます。その点では月々の返済にプラスして、たとえ1000円であっても元金の上乗せ返済は大変有益な返済方法であると言えます。完済時の返済総額を考えた場合、より低額で抑えられるように返済プランを練ることが重要です。
借金を確実に返済していくためにできる改善方法として、多重債務者の人はおまとめローンの利用がおすすめです。1社に絞ることによって月々の返済額が抑えられ、支払う利息も大幅にカットすることができます。
また、繰上げ返済や一括返済も、元金を早く返して返済期間を短縮させるには非常に有効な手段と言えます。繰上げ返済や一括返済では全額を元金の返済に充てることができるため、利息のカットという意味でも有益であると言えるのではないでしょうか。
これらを全て考えた上で、債務整理を考えるのがベストだね!債務整理は自己破産以外にもたくさん選択肢があるから、検討してみよう!
ぴよぴよ(みよう)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!