自己破産に繋がる生活習慣ってある?
色々ありますが、例えば、
- アルコール依存の人
- ローンに抵抗がない
- 事業が上手くいかない人
などは、自己破産に陥りやすいと言えます。
生活習慣が乱れていると、借金をしやすくなるからね!食事、掃除、交際関係、すべてが乱れて、お酒やギャンブルや借金へと展開していくよ!詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
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アルコール依存の人は自己破産につながる可能性が高い
アル中と言われるアルコール依存症の人は、借金の返済をするよりもアルコールを飲みたいという気持ちが働いてしまい、毎月に返済する額が少なくなってしまう傾向にあります。
さらに、毎日アルコールを飲まないと気が済まないという人もいて、毎月ビールや日本酒などのアルコールにかけるお金も人一倍です。アルコール依存症の人の場合、1日にビールをたらふく飲んでも満足できないという人が多いです。
こういう生活を送っていると、借金の返済をすることに気が回らなくなり、お金が無くなるとキャッシュカードを使ってお酒を買うようになることもあります。アルコール依存ではアルコールを飲みたいという欲求が抑えられなくなりますので、お金があるないに関わらずお酒を飲みたいと強く思うようになります。
もともとキャッシュカードを持っていない人であれば借金をする可能性は少ないのですが、現代ではカードを持っていないという人は少なく、現金が乏しくなってくるとカードで購入をしてしまうケースが多いのです。
キャッシュカードで物を購入してもカードの返済は翌月ですので、お酒を買うためにカードを利用するという人もいます。このような生活を送っているとカードを使うことが当たり前になり、返済よりもカードを使うことが多くなり過ぎて借金が膨らんでいき、自己破産をすることにもなり兼ねません。
重度のアル中の人は、お酒を飲むためならなんだってするからね!中毒、依存症っていうのはそういうことだよ!それ以外が何も見えなくなるんだ!
ぴよぴよ(うーむ)!
ローンに抵抗がないという人は将来的に自己破産をする!?
何を買うにもカードで購入するという人は、将来的に自己破産をしなくてはならなくなるというケースが多いです。カードを使って大きな物を購入するということは、毎月にかかる返済の額も当然多くなります。
しかし、カードでローンをしてしまうとリボ払いだから一気に返済する必要がないと考え、いくつものローンを抱えてしまう可能性が高いのです。ローンで購入する物の多くは、
- 自動車
- 家電製品
- 日用雑貨
- 食料品
などがありますが、大抵の人は家電製品などの高い買い物をカードで購入するという人が多いでしょう。家電製品などをたくさん購入して、ひとつひとつに返済する額が少なかったとしても、カードで購入することが多くなればなるほど、毎月ローンで返済する額が増えてしまいます。
また、ローンをすることに抵抗がなくなってしまうと、何を買うにもカードで購入をするようになり、自分の給料だけでは返済が回らないというケースもあります。
返済ができなくなるとカードの利用金額がどんどん増えていき、返済できる目途もつかなくなりますので、将来的に自己破産をせざるを得ない状況に陥ってしまうでしょう。
これもさっきのアル中、あるいは麻薬依存症と同じで、人は抵抗がなくなると、それをやることに罪悪感を感じなくなってしまうものだからね!時にはそれで、人を殺すこともあるよ!
ぴよぴよ(怖いっす親分、人間って怖いっす)!
事業が上手くいかない人は自己破産をすることが多い
アルコール依存やローンをしても抵抗がないという人よりも、個人事業を行っている人の方が自己破産をしてしまうケースが高いです。
個人事業というのはいわゆる自営業のことで、会社が上手くいかなかったり、経営が成り立たなくなると、自己破産をしなければならなくなります。事業が上手くいかないと、会社を存続させるために負債を抱えてしまうことが多くなります。会社で抱えてしまう負債は額が大きいので、会社で大きな利益を出さないと返済することができません。
しかし、事業が上手くいかない場合には大きな利益を出すことが難しくなり、負債額が莫大な金額に膨らんでしまう可能性が高いです。こういったことから借金を返すことができなくなり、負担額ばかりが膨らんでいき、自己破産をしなければ自分では支払うことができないくらいの借金ができてしまいます。
個人事業では、こういったことから借金をするというケースが多く、返済の目途が立たなくなり自己破産に追い込まれてしまうことも少なくありません。
事業をやると、お金が自分に直接入ってくるから気分がいいんだけど、税金やら支払いがたくさんあって、2年後に消費税を払ってとか色々あるから、お金の管理力が問われるよ!
ぴよぴよ(たしかに)!
自己破産をするメリットとデメリット
借金の額が自分では返済できないくらいまで達してしまうと、自己破産をした方が良いのではないか、と考える人が多いです。
自己破産をすると借金で悩むことがなくなり、返済をしなくても済むようになります。また、借金の返済を取り立てに来る人や返済を催促するような電話もなくなりますので、精神的に安心するというメリットがあります。
しかし自己破産をするデメリットとして、ブラックリストに載ってしまうことから信用がなくなり、クレジットカードを新たに作れなくなったり、車を買う時や携帯などのローンが組めなくなります。
クレジットカードを作れず、ローンが組めなくなるということは、何を買うにも現金でしか物を購入することができないということです。車を買うにしても100万円以上はしますので、ローンを組めない苦痛を感じてしまうでしょう。
さらに、自己破産をすると車を差し押さえられてしまうこともあり、仕事やプライベートなどで乗ることができなくなる可能性も考えられます。自己破産をする時に自動車ローンが残っている場合は、自己破産が完了した時にマイカーは差し押さえの対象となり、引き上げられてしまいます。
しかし、自動車ローンを完済していてローンが残っていない場合は、査定結果によって20万円以上の価値がないと認められれば、引き上げられてしまうことはありません。
そして、自己破産をしようと思っていても、中には自己破産の申請が認められない場合もあります。自己破産の申請が認められない時とは、どんな時なのでしょうか?
自己破産だけが唯一『借金を帳消しにする』債務整理だからね!だけどその代わりに代償を払うことになるね!だけど100億円あっても帳消しだから!
ぴよぴよ(すごいことっす)!
自己破産の申請が認められないケースとは?
自己破産をするためには、弁護士を通して裁判所に免責許可を得る必要があります。しかし、裁判所で免責許可をもらえない場合もあるのです。
- 10年未満の間に免責を受けて自己破産をしたことがある人
- 借金の理由がお金の無駄遣いによる浪費やギャンブルの場合
などがその対象です。さらに、自己破産をするために借金の額を増やしたり、負債をしたのではないかと思われてしまった場合には、免責許可が出ません。
この状況に陥っている人は免責許可が出ず、自己破産をすることができなくなります。このような心配をしないようにするには、自己破産することを考え直した方が良いでしょう。
ですが、他に借金を返済する方法がないのではないか、と考える人も少なくありません。自己破産ではなく、借金を片付けるにはどうしたら良いのでしょうか?
そんな時は弁護士の方にお願いをして、その他の債務整理で借金の問題を解決した方が良いと思います。債務整理には、
- 任意整理
- 民事再生(個人再生)
- 特定調停
- 過払い金請求
- 自己破産
があります。自己破産以外の債務整理では、今まで借りた借金が帳消しになるわけではありませんが、個人の返済できるペースに合わせて借金を徐々に返済していくことが可能になります。
そのため、返済に追われて普通の生活ができなくなるという心配がなくなります。返済をして借金を減らしていくことで自己破産をする必要性がなくなり、キャッシュカードが作れなくなったり、ローンが通らなくなることを防げます。
多額の借金をしてしまう背景には、人によって色々な理由があるのですが、自己破産をしてしまうと何かと不便さを感じてしまうことが多くなります。自己破産をしなくても借金を少なくしたり、毎月の返済額を少なくすることができるのであれば、これに越したことはありません。
借金が増えたからといって自己破産を考えるのではなく、その他の債務整理によって借金を減らしていくことも考えた方が良いでしょう。債務整理をする際は早めに対処した方が良いので、返済が苦しいと感じた時は弁護士の方に相談して、早く借金の負担額を減らすように努力しましょう。
債務整理は自己破産だけじゃないからね!まず任意整理を考えてから、その次に特定調停や個人再生で、最後に自己破産だね!
ぴよぴよ(なるへそ)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!