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借金の借入(返済)期間が短い場合でも自己破産が出来る?

自己破産

借金の借入(返済)期間が短い場合でも自己破産が出来る?

自己破産

あまりにもひどい場合はできません。例えば、今日借りて明日自己破産をする、ということは極めて高い確率で、浪費及び詐欺破産罪とみなされます。

 

どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!

自己破産

でも、出来ると言えば出来るってことになるね!結局は状況が悪質かそうじゃないかってことで決まるよ!詳しく解説するね!

ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!

 

借金をしてすぐに自己破産はできる?

借入期間が短い場合、自己破産できるでしょうか。例えば、借りてすぐに自己破産をするということです。

 

  • 1.今日100万円借りる
  • 2.明日自己破産をする

 

ということが通用するでしょうか。もちろん、状況はいろいろありますから一概には言えませんが、往々にして、

 

答えは、Noです。

 

自己破産

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その場合、『最初から返すつもりがないのにお金を借りた』ということで、『詐欺破産罪』とみなされる場合があります。まず、100万円を借りた時点でお金があるわけですから、自己破産にはならないはずです。なるとしたら、カードを契約したときは働いていたけど、今は無職になっていて、収入がない。

 

そして、その100万円を全て娯楽費、遊興費に使ってしまった。だからお金がすぐになくなって、しかも収入が今後ないわけだから、返せない。だから自己破産をする、というような流れがあったときくらいのものです。

 

このような流れがある場合は、まず常識的に考えて、理不尽ですね。無職になったのはまだしも、なぜそこで100万円を借りて、そしてそれを娯楽費に使ってしまったのかということになります。

 

自己破産

 

 

自己破産

この極端なケースで言うと、多くの場合で詐欺破産罪とみなされるだろうね!いくら計算できない人だとしても、今日借りて明日自己破産するなんていうのはあり得ないからね!

ぴよぴよ(これはわかりやすい極端な例っすね)!

この章のまとめ
  • 最初から返すつもりがないのにお金を借りた』なら『詐欺破産罪』とみなされる。

 

浪費及び詐欺破産罪に該当する可能性が高い

まず、破産法第252条にはこうあります。

裁判所は、破産者について、次の各号に掲げる事由のいずれにも該当しない場合には、免責許可の決定をする。

 

四  浪費又は賭博その他の射幸行為をしたことによって著しく財産を減少させ、又は過大な債務を負担したこと。※破産法(第二百五十二条 四)

 

 

一晩で娯楽費として100万円を使うのは、完全にここで言う『浪費』です。ギャンブルに使ったのなら、『賭博』です。どちらにせよその様なお金の使い方をしたのなら、それは自己破産の免責不許可事由に該当します。

 

自己破産

 

普通、ある程度の浪費やギャンブルくらいなら、裁判官の判断、つまり『裁量免責』によって許容され、免責が下りることがあるのですが、この場合、ポイントである、

 

『著しく財産を減少させ』

 

という部分にも抵触している可能性が高く、これだと高い確率で免責は下りません。

 

また、破産法第265条にはこうあります。

破産手続開始の前後を問わず、債権者を害する目的で、次の各号のいずれかに該当する行為をした者は、債務者について破産手続開始の決定が確定したときは、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。情を知って、第四号に掲げる行為の相手方となった者も、破産手続開始の決定が確定したときは、同様とする。

 

四  債務者の財産を債権者の不利益に処分し、又は債権者に不利益な債務を債務者が負担する行為※破産法(第二百六十五条 四)

 

 

『債権者に不利益な債務を債務者が負担』、つまり、『自己破産するつもりでお金を借りたんだったら、貸した側が馬鹿を見るだけだ』ということで、これらの行為をするということは『詐欺』とみなされ、最悪の場合は逮捕され、10年以下の懲役、1,000万円以下の罰金ということになります。

 

自己破産

自己破産

 

また、前述した『一日で自己破産』というのは極端な例ですが、そうじゃない場合でも、詐欺だとみなされれば詐欺破産罪となるし、みなされなければそれが通用するということですね。どちらにせよ、裁判官は不正がないかどうか書類チェックや審尋(面接)等で厳重に調査しますから、判断は正当に行われることになります。

 

 

自己破産

その行為に不正があるかどうかが全てのカギを握るね!本当にどうしようもない状況であれば認められることもあるけど、それらを総合的に判断して決めるわけだね!

ぴよぴよ(なるへそ)!

この章のまとめ
  • 裁判官は不正がないかどうか書類チェックや審尋(面接)等で厳重に調査するため、判断は正当に行われる。

 

任意整理の場合は借入期間が短いと意味がない

ただ、債務整理には、

 

 

自己破産

 

とありますが、このうち、任意整理の場合は、借入期間が短い場合は、債務の減額が出来ない為、やっても意味がないという状態になることがあります。

 

任意整理は、特定の債権だけを選んで返済額や金利、返済期間を変更してもらう交渉です。例えば、A~D社の4社から借りていた場合、B社だけが高金利で、返済が大変だ、という場合、B社だけと交渉し、無理のない返済プランに調整し直すということですね。

 

自己破産

自己破産

 

これであれば、その他の借金はそのまま返済するわけですし、B社とも交渉をして妥協点を話し合うわけですから、 自己破産のように『官報』に掲載されることはありません。(ただし、信用情報機関にてブラックリスト扱いはされますから、7年間はクレジットカードを持てない等の制裁を受けます。)

 

不動産や自動車等の財産も処分する必要がないので、自己破産をするよりは任意整理をした方がいいのですが、ただ、先ほども言った様に、借入期間が短い場合は債務の減額が出来ない為、やっても意味がない可能性があります。

 

借入期間が長ければ、『多くの利息を払っている』ということで、そこから元金を減らしてもらうような交渉をすることができますが、短い場合は、相手に対して利息も払っていないので、大きな減額が出来ないわけですね。

 

 

過払い金の場合も

また、『過払い金』の話で考えても、2006年から過払い金の返金が裁判で認められて、グレーゾーン金利を取ることは禁止されましたから、それ以降にお金を借りている人は、『別に払い過ぎている利息はない』状態になります。従って、任意整理をしても、過払い金がない状態ですから、大した減額が出来ないということですね。

 

  • 利息を長期間払っていない
  • 過払い金がない

 

自己破産

 

この2つの理由から、借入期間が短い場合は、任意整理をしても大した減額が出来ず、自己破産をするしかない、という状況になることがあるということですね。ですから、『借入期間が短い場合は自己破産をした方がいい』という考え方もできます。

 

ただし、『任意整理は借入期間が短い場合でも有効である』という考え方もあります。任意整理では『将来利息』をカットすることができますので、そうした場合は、利息分を支払わなくていいわけですから、その分の負担が減り、意味があるということですね。

 

自己破産

 

状況は様々ですから、自分がどのような事情で『借入期間が短い場合のに、債務整理をするしかなくなった』のかを考えて、適切な判断をしましょう。もちろん、弁護士等に依頼して相談すれば、最善案を出してくれます。

 

 

自己破産

結局、状況によって様々な答えがあるっていうことだね!その時の自分の状況に最適な判断は、やっぱりプロである弁護士にしてもらうのが無難だね!

ぴよぴよ(うーむ、なるほど)!

この章のまとめ
  • 任意整理の場合は借入期間が短いと意味がない。
  • 過払い金の場合も借入期間が短いと意味がない。
  • 任意整理では『将来利息』をカットすることができるので、期間が短くても意味があるという考え方もある。

 

 

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