自己破産に多い間違いや勘違いとは?人は何回自己破産できる?
下記に、様々な間違いや勘違いを記載しました。また、人が一生の間にできる自己破産の数は、最大で考えても8回ほどです。しかし実際には8回もできないでしょう。
人生で自己破産を何回できるかっていうことを考えるサイトがあまりないから考えてみたよ!計算すると、大体8回くらいが限界だね!だけど実際にはもっと少なくなるはず!詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
自己破産に多い間違いや勘違いとは
は、いくつかあります。誤解が多い、間違いが多いのは、それだけ手続きが複雑なので、その全容を皆が把握しきれていないということが一つの理由として挙げられます。
まず、
に挙げたようなものはほぼ間違いです。これだけで一気に誤解が解けますね。
簡単な情報だったら誤解も間違いも減るからね!ここにリンクしたものは全て都市伝説的な、イメージのようなものだけど、全部間違いだからね!
ぴよぴよ(うーむ)!
間違った情報が伝わってしまう理由とは
複雑でなければ全容をすぐに理解できます。例えば、
- 1+1
の答えは、『2』です。これは簡単なので、どこで間違えることもなく、広がるときにもほぼ伝達ミスはありません。伝言ゲーム的に人伝いに伝わるものは、複雑であればあるほど伝達ミスがありますが、その逆で、簡易になるほどミスがなくなります。
自己破産における間違い、勘違いが多い理由もそのように考えると、納得できますね。また、さらにもう一つ理由が挙げられます。それは、
- 周りに経験者がいない
ということです。つまり、絶対数が少ないので、『噂』的な形でしか認識できず、
そうなるらしいよ。
とか、
そうなるんでしょ?
といった漠然とした想像で物を言う人が多くなり、それが伝言ゲーム的に情報が歪曲していって、間違った情報が伝わってしまうということですね。
情報は歪曲するものだからね!伝言ゲームが本当にわかりやすい例だね!悪気の有無に関係なく、情報というものは人伝いに歪曲するものなんだ!人それぞれの価値観というフィルターが、そうさせるんだね!
ぴよぴよ(不思議っすね)!
自己破産を悪用すると逮捕される
また、自己破産の誤解、間違いとして書くべきなのは、前述したような『悪気の無い破産者が心配していること』だけではなく、『
』についてです。つまり、
自己破産しちまえば、借金は帳消しだろ?だったら借りるだけ借りまくって、自己破産しちまえば楽しんだだけ得じゃねえか!
と考えたり、
まあ、自己破産っていう制度があるから、困ったらそれをしちまえばいいんだ。計画的に借金なんかしてらんねえよ!
と考える人に対して書く必要があります。
破産法第265条にはこうあります。
破産手続開始の前後を問わず、債権者を害する目的で、次の各号のいずれかに該当する行為をした者は、債務者について破産手続開始の決定が確定したときは、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。情を知って、第四号に掲げる行為の相手方となった者も、破産手続開始の決定が確定したときは、同様とする。
一 債務者の財産を隠匿し、又は損壊する行為
二 債務者の財産の譲渡又は債務の負担を仮装する行為
三 債務者の財産の現状を改変して、その価格を減損する行為
四 債務者の財産を債権者の不利益に処分し、又は債権者に不利益な債務を債務者が負担する行為
返す気がないのに借金を繰り返して、それで自己破産をして借金を帳消しにしようと画策することは、『詐欺破産罪』としてみなされます。そうすれば、法律にあるように、10年以下の懲役と1,000万円以下の罰金を支払うことになります。
つまり、自己破産が認められず、更に逮捕されて罰金まで払う。だとしたら、『どうしようもない借金』が更に上乗せされ、それを一生かけて払い続けなければなりません。
実際に、そういうお金で散々豪遊して、逮捕されて一気に転落し、罰金を支払い続ける人生を余儀なくされた人が大勢いるのです。それは、自分の目で見るか、テレビの特番で見るかしないと信じないと思いますけどね。事実です。
自己破産に対する知識がないとそういう目に遭うね!まあどんな世界でも、悪用しようという人が必ずいて、でもそういう人は詰めが甘いから大体は駆逐されるんだけどね!
ぴよぴよ(完全犯罪はゼロに近いっすからね)!
人間が一生で自己破産できる回数は何回?
また、『何度も自己破産をする』という考え方も通用しません。何しろ、一度自己破産をしたら二度目にするまでに、最低でも7年間の時間を必要とします。例えば30歳で自己破産をしたとしても、
と、連続で自己破産をするとしても、8回しかできません。また、二度目の自己破産は、一度目よりも更に厳しい目を向けられます。許可されるか確率がガクンと落ちるのです。
何しろ、ある種の『再犯』ですからね。逮捕されるときも初犯であればある程度刑は軽くなりますが、再犯となると罪は重くなります。ましてや、同じ考え方があるとわかったら、高い確率でそれを許可することはできません。
そして、上のように連続で8回も許されることはないでしょう。このような滑稽なことをすることはありません。裁判所は『馬鹿なことを繰り返す場所』ではなく、『人間の最後の砦』です。実際には『同じ人が何度も自己破産をする』ということは認められないのです。
従って、もし、自己破産を悪用しようと思っている人がいれば、それはほとんどの確率で、見透かされ、そして制裁を食らうことになります。制度を断片的、かつ短絡的に解釈し、間違った考え方をしないようにしましょう。
だから最高で考えると8回だけど、実際には3回くらいが限度じゃないかな!もちろん、ほとんどの人は2回目の壁で大きく挫折することになるから、1回で終わる人の数が圧倒的かもね!
ぴよぴよ(1回で反省してほしいっす)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!