自己破産を回避する方法はない?他に選択肢はない?
自己破産以外の選択肢はあります。
- その他の債務整理を検討する
- 任意売却をする
- 収入を上げる
様々な方法に目を向けてみましょう。
状況によっては自己破産を回避する方法は全然あるよ!というか、まずは自己破産は最終的な判断として考えないといけないね!詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
なぜ自己破産をしようと思ったのか
借金があってどうしようもないとき、自己破産をするしかないという考えが頭をよぎるかもしれません。しかし問題は、 のか、ということです。
まず、その人は一体何者なのか。専門家なのか。弁護士や司法書士のような専門的な知識を身につけていて、知識が豊富なのか。その件に関する知識が豊富であり、色々な選択肢や事例を知っていて、それでそういう結論を導き出したのか。
あるいは、違うなら、なぜそう思ったのか。誰かに吹き込まれたのか。その人は一体どこまで信頼できるのか。信憑性はあるのか。それとも本を読んだのか。テレビを観たのか。どこかで得た情報なのか。そしてその情報の信憑性はどれだけあるのか。
そういうことを考えた後でなければ、正確な答えは出てきませんね。
もし、その人が専門家なのであれば、自己破産をするしかない可能性は高いのでしょう。しかし、もし違うのであれば、他にも選択肢がある可能性があります。それでは、その他の選択肢を見て見ましょう。
- その他の債務整理を検討する
- 任意売却をする
- 収入を上げる
その他の債務整理を検討する
まずこちらの選択肢を見て見ましょう。自己破産を回避しようとするならば、まず最初にやるべきことは、他の債務整理に目を向けることですね。そもそも、自己破産というのは『債務整理の一つ』です。債務整理の種類を見てみましょう。
- 任意整理
- 民事再生(個人再生)
- 特定調停
- 過払い金請求
- 自己破産
これが債務整理ですね。それぞれの詳細はリンク先の記事で確認してください。それぞれに特徴があり、制限があり、条件があり、メリットデメリットがあります。ここでは簡単に特徴だけまとめてみましょう。
任意整理毎月一定の収入があり、月々の返済額さえ減らすことが出来れば自力で返済が可能な人、また、借金額が年収の1.5倍以内であるかどうかがポイント。原則として利息をカットしてもらい、3~5年の分割払いで返済していくのが相場。整理する債権者を選べる。
任意整理についてはこの通りです。これに該当する場合は、任意整理を検討しましょう。
民事再生(個人再生)
住宅ローンを除いた負債額が5,000万円を超えない場合で、不動産や自動車などの高価な資産を手放すことなく債務整理をしたい人、あるいは自己破産の制限業種に該当したり、自己破産しても免責を得られる可能性がない人に適している。借金を5分の1~10分の1程度に減額できる可能性がある。返済は原則3年間の分割払い。整理する債権者は選べない。
個人再生のポイントは上の通りです。更にポイントをまとめてみましょう。
- 借金が原則5分の1になる
- 原則借金を3年間で返済する
- 借金総額が100万円未満のときは、1円も支払わずに済む場合がある
上記に書いたこと以外に、この3つのポイントを押さえておきましょう。従って、任意整理の時にも『毎月一定の収入があり』という条件がありましたが、この個人再生でも同じことが条件として当てはまります。
借金総額が100万円未満のときは、1円も支払わずに済む場合がありますが、もし100万円以上であれば、100万円を3年間で支払うことになります。
- 債務総額が100万円未満の場合:債務総額
- 債務総額が100万円以上500万円以下の場合:100万円
- 債務総額が500万円を超え1500万円以下の場合:5分の1
- 債務総額が1500万円を超え3000万円以下の場合:10分の1
返済しなければならない金額
100万円未満 | 100万円以上500万円以下 | 500万円を超え1500万円以下 | 1500万円を超え3000万円以下 |
---|---|---|---|
債務総額 | ¥100万 | 5分の1 | 10分の1 |
上記の通り、債務総額が100万円以上500万円以下の場合は100万円ですからね。これを、3年間で支払うわけです。ということは、
計算
100万円÷36(ヵ月)=27,777円
およそ28,000円を毎月支払うことになります。
これらを計算してみて、もし自分が個人再生でもいけそうだと思うなら、この債務整理を選択した方がいいかもしれません。
特定調停
裁判所を通した任意整理。債務者自身ではなかなか進めにくい債権者との話し合いを、調停委員が間に入って債務整理をしていく手続き。『自己破産に近い状態の苦しい多重債務者を、破産させないでなるべく返す方向で再生させる』ことがこの制度の趣旨。任意整理同様、原則として利息をカットしてもらい、3~5年の分割払いで返済していくのが相場。整理する債権者を選べる。
特定調停『裁判所を通した任意整理。費用が格安で、手続きに負担がかかる』
この特定調停は、前述した任意整理を、『自分でやる』という考え方の手続きです。『セルフ任意整理』ですね。『コストが安い』代わりに、『裁判所に出頭しなければならない』わけですね。
過払い請求
グレーゾーン金利を取っていた貸金業者に対し、その『過払い金』を請求する債務整理。2006年のグレーゾーン金利判決以来、2016年で10年の時効が過ぎ、過払い金返還請求のピークは過ぎた。
過払い金請求『払いすぎた利息がある場合は、それを貸金業者に返金請求できる』
過払い請求は、もし自分が金融会社に『払い過ぎている利息』があって、それで借金に陥っていて、自己破産を検討している場合には有効になるかもしれません。中には100万円以上の返金に成功している人もいますからね。
以上が
です。まずはこの債務整理を検討してみましょう。自己破産を回避することができるかもしれません。
自己破産をしようと思った理由が、自分の偏った知識だけでそう判断したということなのであれば、まずやるべきなのは知識を入れることだね!正しい知識があるかないかで、運命は大きく変わるよ!
ぴよぴよ(なるへそ)!
任意売却をする
次に考えるのは、任意売却です。これは債務整理ではなく、不動産を売却するということです。任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になってしまった場合に、自宅を売却してその売却代金で返済をすることです。
車で考えてみましょう。
100万円の車を買った。それをローンで月々2万円で支払っていた。残り50万円というところまできたが、支払いが難しくなった。だからこの車を売却したいと思った。
車はほとんど使用していなかったし、傷もついていなかった。だから50万円で売却できた。その額は、残りのローンのお金と同じ金額だった。従って、そこにあった借金がチャラになった。
任意売却も、大体こんな感じですね。それの不動産バージョンです。
自己破産をしてしまうと、不動産は自動的に競売にかけられます。オークションのようなものですね。そこで強制的に売られてしまい、お金に換えられます。そしてそのお金を、お金を借りていた人、つまり債権者に配当するわけです。
ですから、どっちみち自己破産をすると不動産を手放すのですから、先に売ってしまおうということですね。そうすれば、そのお金で
かもしれません。
また、実は競売よりも任意売却の方が、不動産を高く売れるという事実があります。そういう事実からも、競売よりも任意売却にした方がいい、つまり、
ということになるわけです。
まず自己破産をする前に、不動産を持っている場合は任意売却を検討したいってことだね!それでお金がプラスになろうがマイナスになろうが、どちらにせよそれを先にしておくことでメリットがあるよ!
ぴよ(ふむ)!
収入を上げる
最後に、収入を上げるという選択肢を考えてみましょう。
それができれば困らないよ。
という声が聞こえてきます。しかし、本当にその声は正しいのでしょうか。正しくもない声に従うほど無意味なことはありません。それは本当はわかっているはずです。
中には、仕事のかけもちによって収入を上げ、借金をチャラにし、自己破産を回避した人もいます。『いる』以上は、この選択肢があります。
『ピンチはチャンス』という言葉の意味を知っているでしょうか。それは、
『ピンチになったら、後はもうチャンスがくるだけだ!』
という無責任な希望的観測ではありません。
『ピンチだ!だからもう、やらなければ!自分がやらなければ死んでしまう!』
として、
、という意味なのです。
もしかしたら自己破産を考えるほどのピンチに陥っている人は、チャンスなのかもしれません。どん底から這い上がった人は皆口をそろえて言います。
あの時、どん底に堕ちなかったら、今の私はない。
と。読むべきなのは以下の記事です。
本当にそうやって仕事をかけもちして働いて、お金を稼いで借金を返している人がいるからね!そういう人がいる以上は、比較されることになるね!もし病弱で、という理由がない限り、言い訳出来ないよ!
ぴよぴよ(ゲホゲホ、自分は病弱っす)!
ふーん…
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!