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自己破産手続中の人は注意!免債が決まっても年金担保融資は残る。

自己破産

免債が決まっても年金担保融資は残るって本当?

 

自己破産

本当です。年金担保融資は、年金を担保にして融資しています。自己破産後も年金は貰えるわけですから、支払い義務は残ります。

 

どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!

自己破産

自己破産をして、それが許可されれば確かにあらゆる借金の支払いが免除されることになる。だけど、厳密に言うと全ての支払いが免除されるってわけじゃないんだ!例えば年金担保融資。ここで詳しく解説するよ!

ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!

 

 

年金担保融資制度の趣旨

複数の金融機関から借金を行うと、いずれ返済不能になって支払いが滞る人も少なくありません。その場合、債務者の中には自己破産の方法を取る人もいます。現在自己破産の手続き中の方もいるかもしれませんが、その場合、年金を担保に融資してもらった借金には注意してください。

 

いわゆる年金担保融資ですが、年金を担保にした借金は、たとえ自己破産を行っても免責にはなりません。

 

現在自己破産の手続き中をしている方の中には、申請が認められればすべての借金がなくなると思っている人もいるかもしれません。しかし年金を担保にして借りたお金は、年金受給権が消滅しない限り、また完済するまで終わることはありません。たとえ自己破産によって債務が免除されても、年金支給額から天引きされ続けます。

 

そのため、ある意味とても怖い借金ともいわれています。

 

自己破産

 

貸金業者による違法な年金を担保にした融資が行われたことから、この年金を担保にした融資は2004年に改正されました。貸金業規制法「現在の現貸金業法」が改正され、公的給付を担保とした違法融資についての規制や罰則が強化されました。しかしすべての担保融資が規制されたのではなく、独立行政法人福祉医療機構が行う年金を担保にした貸付制度は、唯一の例外として法律で認められています。

 

このように、年金を担保にした融資は独立行政法人である福祉医療機構だけにあります。高齢者の中にはこの融資を利用している人もおり、年金を担保にしてお金を借りることで、医療費や住宅費、食費などにあてる人が多いようです。

 

高齢者の中には年金だけでは生活できず、融資を選択する人も少なくありません。独立行政法人福祉医療機構が行う年金を担保にした貸付制度は、年金受給の高齢者が、高額な出費が必要になった際の貸付を目的とした制度です。

 

自己破産

年金担保融資を受けている場合は、自己破産をしても免除にならないんだね!

ぴよぴよ(うーむ)!

ただまあ、自己破産すると年金や生活保護はどうなる?銀行は利用できない?にも書いた様に、年金を受け取ることは免除されるっていう初期設定があったわけだから、その権利のことを考えたら、ある意味当たり前かもしれないね!

ぴよぴよ(怖いって考えるより、当たり前って考える方が利口ってことっすね)!

 

 

この章のまとめ
  • 年金担保融資は、たとえ自己破産を行っても免責にはならない。
  • 年金受給権が消滅しない限り、また完済するまで終わることはない。
  • 自己破産によって債務が免除されても、年金支給額から天引きされ続ける。

 

 

担保融資の目的

年金を担保にしてお金を借りる高齢者が多いですが、そもそも担保融資という制度は何のためにあるのでしょうか?年金を担保した貸付制度は、闇金の被害を防止するために作られた制度です。

 

自己破産

 

もともと年金というのは、原則的に担保にしたり譲渡したりできないように規定されています。民年金法24条には、

 

個人の年金給付権を他に担保にしたり譲渡したり、あるいは差押えの対象にできない

 

旨の規定があります。しかし年金生活をしているお年寄りの中には、年金以外に収入や担保財産を持っていない者も多く、その方たちは急な出費があった時に対応できません。そのため年金を担保にして借入できる機構が全くなければ、医療費や生活費などの資金が必要になった時、最終的に闇金といった違法業者を利用するしか選択肢がなくなります。

 

高齢者が闇金を利用すれば、さらなる被害に遭う人が増えてきます。そのため年金受給者の方であっても、万が一の時に年金を担保にして借入ができるように、独立行政法人福祉医療機構に年金担保融資の権利を与えているのです。

 

しかし、いくら年金を担保にしてお金を借りることができるといっても普通の借金と同じですので、利用する時は十分な注意が必要です。担保融資は正しく利用することで、年金受給者にとても心強い味方になります。

 

 

自己破産

この年金担保融資が存在する理由は、怖い理由では決してなくて、むしろ闇金なんかの悪徳業者から高齢者を守るためということなんだね!だから言った様に、『怖い』わけじゃないんだ。

ぴよぴよ(親分、どういう意味っすか)!

断片的にだけ見ればそう見えるかもしれないってだけで、一つ一つ考えていくと、得をしているんだ。掃除をするのは面倒でも、害虫が出ないで済むでしょ!短絡的に考えちゃいけないってことだよ!掃除をする理由が、ちゃんとあるんだ!

 

 

この章のまとめ
  • 年金を担保した貸付制度は、闇金の被害を防止するために作られた制度。
  • もともと年金というのは、原則的に担保にしたり譲渡したりできない。

 

 

融資の条件

立行政法人福祉医療機構の担保融資を利用できる方は次の通りです。

 

立行政法人福祉医療機構の担保融資を利用できる方
  • それぞれの年金証書を保有してる方で、現在公的年金を受給中の方
  • 年金支給が停止されていない方
  • 生活保護を受給していない方
  • 生活保護を廃止した後に5年以上経過している方

 

などです。

 

これら独立行政法人福祉医療機構が独自に規定した要件を満たす方であれば、融資を受けることができます。しかし、各種の共済年金や恩給は対象外ですので注意してください。

 

次に融資額です。融資額は次の3要件を満たす額の範囲で行われます。

 

融資額
  • 10万~250万円の範囲
  • 実際に受けている1年間の年金額の範囲内
  • 1回の返済額の15倍以内

 

です。なおこの場合の融資額は1万円単位です。また臨時生活資金として借入する場合は、100万円が上限になります。

 

自己破産

年金担保融資を受けることが出来るのは、年金をもらっている人、生活保護を受給してない人、あるいは受給を受けてから5年以上経過している人ってことだね!また、融資額は年金を担保にするくらいだから、それに見合った融資額になっているわけだ!

ぴよぴよ(相応っすね)!

 

 

この章のまとめ
  • 立行政法人福祉医療機構の担保融資を利用できる人には、条件がある。
  • 融資額には条件がある。

 

 

融資を受ける際の諸条件

次に返済の方法です。

 

年金を担保して融資をしてもらった後は、毎月支払いを行うことになります。実際の返済ですが、独立行政法人福祉医療機構が年金支給機構より直接支払いを受けます。現在の年金は偶数月に年金支給機構より支給されていますが、その年金の中から利用者が指定した金額を1万円単位で支払います。

 

そして支払い額を除いた残りの額を年金として、利用者にそのまま支払われます。定額返済の上限は1回の年金支給額の2分の1以下であり、下限は1万円です。融資利率は、以下のようになります。

 

融資利率
  • 年金担保貸付:1.6%
  • 労災年金担保貸付:0.9%

 

年金受給者が融資の申込みをする時は、毎月の医療費や生活費などをよく考慮して行うようにしてください。

 

自己破産の申請を行っても融資はそのまま残りますので、その後の生活に大きく影響してきます。また融資を受ける際は連帯保証人が必要であり、信用保証機関に保証料を支払う信用保証の利用もできます。

 

自己破産

 

融資の資金使途については特に制限はありませんので自由に利用できますが、借りる際の原則規定があります。原則的には、

 

基本的な融資の資金使途
  • 保健医療
  • 教育
  • 介護福祉
  • 住宅改修等
  • 冠婚葬祭
  • 事業維持
  • 債務など一括整理

 

となっており、これらに該当しない時は「臨時生活資金」として、100万円以内の借入ができます。そしてギャンブルなど投機性が高いもの、法律や公序良俗に反するもの、さらに利用者の利益に反するものは融資対象外です。

 

自己破産

 

自己破産

たしかに『怖い』ってことではないんだけど、それでも自己破産をした後でも支払いがなくならないことは事実だからね!しかも連帯保証人も必要な融資だから、借り入れる際は、しっかりとした計画が必要になってくるね!特に高齢者の場合は体力も衰えて来るし、心身にあまり負担をかけないようにすることが必須だよ!

ぴよぴよ(自分はまだ1歳っす)!

 

 

この章のまとめ
  • 年金を担保して融資をしてもらった後は、支給される年金の中から毎月支払いを行う。
  • 支払い額を除いた残りの額を年金として、利用者にそのまま支払われる。
  • 定額返済の上限は、1回の年金支給額の2分の1以下であり、下限は1万円。
  • 融資を受ける際は連帯保証人が必要であり、信用保証機関に保証料を支払う信用保証の利用もできる。
  • 融資の資金使途については特に制限はないので自由に利用できるが、借りる際の原則規定がある。

 

 

申込みについて

年金担保融資を利用する際は、現在年金の支給を受けている銀行、信用金庫、また独立行政法人福祉医療機構代理店の窓口で申込みできます。すべての金融機関ではなく、下記の金融機関では対象外になっていますので注意してください。

 

対象外となる金融機関
  • ゆうちょ銀行
  • 農協
  • 労働金庫

 

融資の申込みに必要な書類は次の通りです。

 

融資の申込みに必要な書類
  • 取扱金融金の店舗にある借入申込書
  • 年金証書
  • 年金支給額の証明書類
  • 印鑑証明と実印

 

です。なお年金支給額の証明書類は、

 

なお年金支給額の証明書類
  • 年金支払(振込)通知書
  • 年金裁定通知書
  • 年金額改定通知書
  • 裁定通知書や支給額変更通知書

 

になります。その他にも、本人であることを証明できる写真つきの身分証明書、「運転免許証やパスポートなど」が必要です。

 

自己破産

 

以上の書類を準備して手続きを行うと、だいたい3週間程度で融資が実行されます。返済については、翌々月以降の偶数月から始まります。

 

年金担保融資は正しく使用することで、年金受給者にとても心強いものになります。しかし借金の問題で利用する時は、しっかり検討する必要があります。

 

前述のように借金の返済を逃れるために自己破産の申請をしても、年金担保で借りた分はそのまま残りますので、その後の生活にも大きく響きます。年金を担保とした融資は、独立行政法人福祉医療機構でしか取り扱っていませんので、利用する時は独立行政法人福祉医療機構に一度相談すると良いでしょう。

 

借金の返済に困り、現在自己破産の手続き中という方もいるかもしれません。しかし自己破産で免債を認められても、年金を担保にした融資は免債の対象になりませんので気を付けてください。自己破産を行う際には、様々な面を知っておく必要があります。

 

自己破産

とにかく、年金担保融資は自己破産をしても免責の対象にはならないってことを覚えておくといいね!だけど、その融資の本来の目的は、実は闇金融などから高齢者を守るためにできた、素晴らしい制度なわけだ!それに、自己破産をしても元々年金は差し押さえられない、という初期設定があったわけだから、筋は通ってるんだよね!

ぴよぴよ(慎重に考えることが大事っす)!

 

この章のまとめ
  • 年金担保融資を利用する際は、現在年金の支給を受けている銀行、信用金庫、また独立行政法人福祉医療機構代理店の窓口で申込みできる。
  • 特定の金融機関では対象外になっている。
  • 融資の申込みに必要な書類年金支給額の証明書類を用意する。
  • 以上の書類を準備して手続きを行うと、だいたい3週間程度で融資が実行される。

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