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自己破産をすると身内や親戚にどのような影響があるの?

自己破産

自己破産をすると身内や親戚にどのような影響があるの?

 

自己破産

原則的には何も影響はありません。ただし、連帯保証人になっているなど、特定の事実が関係している場合は、影響があります。

 

どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!

自己破産

自己破産をしたら、自分に大きな影響があることはわかるけど、身内や親せきにはどのような影響が出るのかな?ここでは、その疑問について詳しく解説するよ!

ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!

 

 

自己破産をした際の身内と親戚への影響

自己破産をすると、身内と親戚に影響があるのではないかと不安になっている方もいると思いますが、原則として身内と親戚への影響はありません。自己破産は、あくまでも個人の清算手続きとなるため、基本的に身内と親戚に何かあるという心配はないのです。ただし、これは原則として
です。例外として、身内や親戚への影響を防ぐ事が出来ない場合もあります。

 

まず身内についてですが、自分名義となっている自宅や車を持っている場合は、身内に少なからず影響が出る事でしょう。自分名義となっている自宅は不動産となりますので、立派な財産として扱われます。そのため自己破産すると、清算対象としてこの不動産を手放す必要が出てくるため、引っ越しを余儀なくされてしまいます。

 

また、車についても清算対象となってしまいますので没収となります。そのため自宅や車を保有していない場合は問題となりませんが、保有している場合は事前に相談が必要になります。そして親戚への影響ですが、もしも親戚に借金をしている場合は、これを返済する事が出来なくなります。

 

自己破産

これは偏頗弁済(へんぱべんさい)という法律上の決まりごとがあり、自己破産をした場合はいくら親戚とはいえ特別扱いで返済する事が出来ないのです。そのため、親戚に借金をしていない場合は問題となりませんが、もしも借金をしている場合は親戚との仲がこじれる可能性もありますので、ここは注意が必要です。

 

自己破産しても自動車を所有できる4つのケース

自己破産したらマイカーローンはどうなる?車を手元に残すには?

自己破産

まず原則としては、自己破産は破産者本人にしか影響を及ぼさないよ!でも、その破産者に家族がいた場合、そしてその家族と一緒の家で生活し、同じ車や家財道具を共有していた場合、もしかしたらその共有していた家族たちにも影響が出るよね!引っ越しを余儀なくされることもあるよ!

ぴよぴよ(やっぱり…たしかに考えればそうっすよね)!

 

 

この章のまとめ
  • 自己破産をしても、原則として身内と親戚への影響はない。
  • しかし、自分名義となっている自宅や車を持っている場合は、身内に少なからず影響が出る。

 

 

自己破産をした際に家族が連帯保証人になっている場合

基本的に、自己破産は家族に影響を及ぼす事が無いと説明をしましたが、もしも家族が自己破産者の連帯保証人となっている場合は影響があります。それは債権者からの取立てが、連帯保証人である家族に移り変わる事になるからです。そのため、結果的に家族に迷惑をかける事になります。

 

連帯保証人となっていない場合は、家族が所有している不動産や自動車、預貯金を処分される事はありません。

 

自己破産

 

自己破産

家族が連帯保証人になっていた場合も影響が出るよね!連帯保証人はもう、ほとんど債務者の分身のようなものだから、一心同体と考えるべきだね!安易に連帯保証人になって、それで人間関係を壊した例なんて、ごまんとあるよ!

ぴよぴよ(うーむ)!

でも、人は頼られたり、愛したり、そうやって感情的に生きているんだよね!

ぴよぴよ(好きっす親分、俺、そういう人間が好きっす)!

 

 

この章のまとめ
  • 家族が自己破産者の連帯保証人となっている場合は、話がガラリと変わる。

 

 

自己破産後は自分名義でローンが組めなくなる

生活を送る中で、高額商品である自動車や自宅といった資産をローンを組んで生計を立てている人もいます。しかし自己破産をすると、自分名義のローンは組めなくなってしまいます。そのため、収入源が破産者本人だけとなる家庭の場合は、生活が一転してしまう事でしょう。

 

つまり、買い物は全て現金一括払いとなりますので、若干は不自由な生活となる可能性があります。

 

自己破産

そして次にローンを組めるようになるには、数年という長い年月が必要となります。家族の方がクレジットカードを作ったり、各種ローンを利用する場合に自己破産者が身内にいるという事で、カード作成審査やローン審査が不利になる事はありません。

 

しかし自己破産者が関わった金融機関によっては、家族に自己破産者がいる場合、その金融機関でのローン融資を断られる事があります。ただしローン融資を断る理由については、実際のところ公開がされないため明確な理由は不明となりますが、ここは考慮しておく必要があります。

 

 

自己破産

信用情報機関にブラックリスト登録されると、最低でも7年以上は消えないよ!長ければ10年ほど事故情報として登録されるね!

ぴよぴよ(ブラックリストってやっぱりあったんすね)!

厳密に言えば『ブラックリスト』というものはないけど、ほぼイメージはそれでいいんだ。そもそも『クレジット』というのは『信用』という意味だからね!その信用を落としてしまった破産者は、何かと制限されても仕方ないんだよね!

ぴよぴよ(自分はカードがなくても生きていけるっす)!

 

 

この章のまとめ
  • 自己破産後は自分名義でローンが組めなくなる。
  • 次にローンを組めるようになるには、数年という長い年月が必要となる。

 

 

自己破産者がいる家庭の子供の進学や結婚について

自己破産をする事で、自分の子供の進学や結婚に影響をするかについては、まず影響する事がありません。これは、自己破産をした事は基本的に自分から口外しない限りは知られる事が無いためです。

 

自己破産

結婚の場合、相手の親が神経質な方で家族の事を調査するような場合は、自己破産という事が判明する可能性があります。自己破産をすると、国が発行する官報に掲載されてしまいます。この官報は、基本的には図書員に伝えないと見る事が出来ませんが、一般の方でも図書館で見る事が出来るものです。そのため、万が一調べられ相手の親に知られると、場合によっては影響があるかもしれません。

 

自己破産すると子供の学校や就職、結婚に影響は?また退職金はどうなる?

 

自己破産

もう一度おさらいすると、自己破産はあくまでも破産者本人のみに影響を及ぼすものだから、子供の結婚なんかの個人的なことに直接影響することはないよ!でも、『間接的』にはあるよね!

ぴよぴよ(あるっすか)?

家や車の件で話したように、例えば『お前の親父、自己破産したんだってな!』みたいな、そういう方向に人間の心が傾くことってあるよね!人間ってのは、遥か昔からそういう生き物なのさ!

ぴよぴよ(さすが親分、長いこと生きておられるだけある)!

 

 

この章のまとめ
  • 自己破産をしても、自分の子供の進学や結婚には影響しない。
  • 自己破産をすると、国が発行する官報に掲載される。
  • 官報は、基本的には図書員に伝えないと見る事が出来ないが、一般の方でも図書館で見る事が出来る。
  • そのため、万が一調べられ結婚する相手の親に知られると、場合によっては影響がある。

 

 

自己破産をすると保険を解約する必要がある

自己破産をすると、生命保険などは解約する必要があります。この生命保険ですが、財産と評価されるのは20万以上の解約返戻金があるものです。

 

掛け捨て型の生命保険の場合は、解約金戻金が無いに等しいため財産と評価される事は無いのですが、積み立て型の場合は解約しなくてはいけません。それが何年も積み立てている場合は結構な高額返戻金となっていますので、自己破産の手続きを行う中で解約を余儀なくされてしまいます。

 

自己破産

また生命保険は、いつでも好きなタイミングで加入できるものではありません。もし高齢の方や病気をしてしまった方が自己破産をしてしまう場合、生命保険に再加入する事が出来なくなりますので、この辺りは注意が必要となります。

 

生命保険は万が一の時のためにとても役に立ち、家族のためになるものです。自己破産手続きの中で解約がされてしまうとはいえ、これは解約返戻金がある場合に限りますので、この辺りは間違えないようにしてください。

 

そのため、出来るだけ生命保険を解約されないようにする事も大切です。この辺りの事は、弁護士や司法書士に相談する事で良い方法を教えてくれると思いますので、遠慮なく聞いた方が良いでしょう。

 

 

自己破産

保険っていうのはある種の『貯金』だから、その『財産』を差し押さえ、処分し、返済の費用に充てるっていうのは、普通の発想だよね!

ぴよ(ふむ)!

その中で、『掛け捨て』と『積立』があるけど、『積立』の方が貯蓄性が高いものであり、『掛け捨て』は『捨てる』っていうぐらいだから、その月だけのものなので、『積立』の保険が目を付けられるよ!

ぴよぴよ(保険は貯金、っす)!

 

 

この章のまとめ
  • 自己破産をすると保険を解約する必要がある。
  • 財産と評価されるのは20万以上の解約返戻金があるもの。
  • 対象となる保険のタイプは掛け捨て型ではなく、積み立て型。

 

 

自己破産をした際の学資保険について

保険の中には、子供のために積み立てる子供名義の学資保険もあります。自己破産をすると、この学資保険も同様の扱いとなってしまいますので注意が必要です。

 

一見、子供名義の財産に該当するためこのまま残せるように感じられますが、実際には生命保険と同様に原則解約される事になります。これは、子供名義とはいえ実質的には親が積み立てるものですので、当事者である親が自己破産をしてしまうと財産として取り扱われる事になります。

 

ただし、全ての学資保険が解約の対象となるわけではありませんので安心してください。これは生命保険と同様の考え方で、解約返戻金が20万を超える場合に限ります。つまり、解約返戻金が20万円以下であれば、そのまま契約を続行する事も可能ですし、契約者貸付がある学資保険であれば、これを利用し返戻金を20万以下に抑えることも可能です。

 

自己破産

契約者貸付は、現時点での解約返戻金を担保にお金を借りられるシステムの事です。この辺りは保険会社によって様々と異なりますので、契約内容を確認した方が良いと思います。ここで貸付を受けたお金については、今後の生活費や専門家への費用のためにあてるなど、裁判所に説明が必要となりますので注意が必要です。

 

 

自己破産

学資保険っていうのは、別名『こども保険』なわけで、一見すると子供が支払っている、子供の財産のような気がするけど、よく考えたら子供名義とはいえ実質的には親が積み立てるものだよね!つまり親の財産。そしてその親が破産したなら、その財産は差し押さえられるってことになるね!

ぴよぴよ(ひよこ保険はないんすか)?

 

 

この章のまとめ
  • 学資保険も同様の扱いで、生命保険と同様に原則解約される。
  • ただし、生命保険と同様の考え方で、解約返戻金が20万を超える場合に限る。

 

 

自己破産と自由財産について

自己破産では、自由財産はそのまま所持する事が認められています。そもそも、この自由財産とは破産手続き決定後に取得した財産の事を指し、具体的には、

 

  • 99万以下の現金
  • 金銭以外の差押え禁止財産

 

の事をいいます。これらが、自己破産をしても手元に残しておく事が可能な自由財産となります。

 

そしてこの自由財産は範囲の拡張をする事も認められているのです。これらを上手に利用する事で、様々なものを維持する事が可能となります。これは裁判官や破産管財人の判断となってしまいますが、自由財産の拡張を申し出る事は決して悪い事ではありません。

 

自己破産をすると、親戚や家族に直接の影響は無いかもしれませんが、細かい事で間接的に影響が出ることが多いのです。そのため少なくとも家族がいる場合は、自己破産をする事を相談をした方が良いと思います。また身内だけでなく弁護士や司法書士の力を借りると、個人では考え付かない、更に良い知恵を与えてくれますのでこの辺りも考慮したいところです。

 

自己破産

こうして見てみると、自己破産の影響を『直接的に』食らうのは破産者本人だけど、『間接的に』は、その家族や親族も食らうことになることがわかるね!だから逆に言うと、破産者に家族も親族もいないってことになれば、本人だけに影響を及ぼすってことになるね!

ぴよぴよ(寂しいっす親分、それって寂しいっす)!

 

 

この章のまとめ
  • 『99万以下の現金』、『金銭以外の差押え禁止財産』は『自由財産』扱いとなり、そのまま所持する事が認められている。
  • 自己破産をすると、親戚や家族に直接の影響は無いかもしれないが、細かい事で間接的に影響が出ることが多い。
  • 自己破産をするときは、家族や身内に相談することは必至であり、弁護士や司法書士に相談することも視野に入れるのが無難。

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