自己破産によって会社をリストラされることはない?
自己破産が理由で会社をクビにすることは不当解雇です。
自己破産が理由で首にはできないよ!不当解雇となるんだ!訴えれば勝てるよ!だけど、それ以外の理由で会社に迷惑をかけていたら、全くの別問題だからね!詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
Contents
自己破産が理由で会社をクビにすることは不当解雇
自己破産によって会社を首になることはありません。それを理由に首にすることは、『 』に該当します。場合によっては訴えることも検討しましょう。それくらい安全を確保されているということです。
そもそも、自己破産をしたことは必ずしも会社にばれるものではありません。つまり、そのまま誰にもばれずに自己破産をすることができれば、当然会社にもばれないままで済むので、何事もなくそのまま生活をすることができます。
必要書類の用意で怪しまれても
確かに自己破産の際に裁判所から求められる書類に、
- 源泉徴収票
- 給与明細
- 退職金見込額証明書
などがあり、それらは会社に頼んで発行してもらうことになります。しかし、それも『シナリオ』次第でなんとでもなるものです。
- ローンを組むことになった
など、通用するシナリオはいくつもあります。しかし、確かにこの『退職金見込額証明書』だけは、『なぜこんなものがいるんですか?』という疑いの目を向けられるかもしれません。会社によっては、その理由を明確にしなければその書類を出してくれないこともあります。
しかし、裁判所はそういう事情にも配慮しているので安心です。その場合、自分で給料の計算をして見込額を提出すればそれで問題ない、とされることがあります。以上の理由から、会社にばれる可能性すら少ないわけですね。
官報など誰も見ない
確かに、官報に掲載される事実があります。自己破産をすれば、その破産者のリストが『官報』という政府発行の機関誌に掲載されます。それを読まれれば、会社にばれてしまうことになるかもしれません。
しかし、あなたはこの『官報』の存在を知っていたでしょうか。知っている人すらほとんどいないのが現実です。従って、この機関誌を読む人なんて皆無に近い為、結局知られることはない確率の方が高いんですね。
もし自己破産によって会社を首にされると心配している人は、慎重に計画すれば何も問題がないということを覚えておきましょう。
まず自己破産が理由では首にならない。されたとしたらそれは不当解雇。そして、官報に掲載されるけど、官報なんか普通の人は見ない。そして、必要書類で怪しまれても、対策がある、ってことだね!
ぴよぴよ(何か安心してきたっす)!
間接的な解雇の理由にはなる
ただし、気を付けるべきなのは『自己破産は直接的な解雇の理由にはならないが、間接的な解雇の理由にはなる』ということです。
言った様に、自己破産をしたことで会社を首にすることは『不当解雇』に該当し、訴えることもできます。しかし、もしその破産者が『会社からお金を借りていた場合』はどうでしょうか。そうなると話が変わってきますね。自己破産によって会社からの借金を帳消しにするわけですから、会社は大きな損害を生んだかもしれません。そうなると、『違う話』として、会社を首にされることはあるでしょうね。
- 会社からお金を借りていた
- 会社の同僚たちからお金を借りていた
- 会社や取引先に直接迷惑をかける行為をした
などの行為があれば、これは全く別の話として、解雇になることはあるでしょう。そうなれば、『
』という事実は起こり得るかもしれませんね。
原則はそうでも、会社にいる人は皆『人間』だからね!人間がである以上、何が起きるかわからないし、また、その人たちに迷惑をかけていた場合は、全く話が違うからね!
ぴよぴよ(うーむ)!
会社を首になって自己破産をするケース
では、『会社を首になって自己破産をする』というケースはどうでしょうか。
- 会社を首になって自己破産する
- 会社からリストラされて自己破産する
- 会社が破産して職を失い自分も自己破産する
などというケースなら、あり得る話ですね。
会社を首になることも、会社からリストラされることも、同じ意味です。そもそもリストラとは『リストラクチャリング(再構築)』という意味で、『再構築のために不要な脂肪をそぎ落とし、筋肉質な会社にする』という目的で行われるものです。
そうなると、リストラされてしまったのは『余分な脂肪扱い』された人がそこにいるわけですから、厳しい目で見れば、それは自業自得かもしれません。言い訳は許されないのがプロの世界ですからね。リストラされなかった人は、『戦力外通知を受けなかった一軍』なわけです。そういう一軍の人がいる限りは、リストラされた人の努力不足だったと評価されるのがプロの世界です。
王貞治はこう言っています。
女優の芦田愛菜は、この言葉を父親から聞き、座右の銘にしました。そして、偏差値70以上の名門中学校に見事合格することが決まった。彼女や王貞治のような努力する人がいる限り、リストラされた人は、『努力不足』の烙印を押されるのです。
しかし、人間には事情がありますからね。一概には言えません。有能な人間であってもリストラされることはある。戦国時代にもそういうことがあったと言います。名の知れた武将が、自分よりも優秀な部下の首を切り、自分の身の保全を優先させた、という話があります。
その時代ですから、『首を切る』ということが、本当に『首を斬る』ということだったかもしれません。しかしそう考えると、現代の人はそれと比べれば、そこまではされないわけです。最悪の場合で自己破産をすることになっても、それは過去の人からすれば『最悪』ではない。
命があるなら、また何度でもやり直せるのが人生です。
そう考えて、ふんどしを締め直し、そこからまた一から人生をやり直しましょう。やり直せる喜びをかみしめることができるのは、『足るを知る』人からすれば、幸福なのです。
見るべきなのは、以下の記事ですね。
リストラされたら、された人を擁護するような人が多いけど、実際は再考するべきなのはリストラされた人だね!なぜ『余分な脂肪』に成り下がっていたのかを考えるべき時間を与えられたんだ!
ぴよぴよ(発想の転換っすね)!
『会社が破産して職を失い自分も自己破産する』ケース
『会社が破産して職を失い自分も自己破産する』ケースはどうでしょうか。この場合、リストされたわけではありません。会社自体が破産してしまったのです。
この場合においても、考え方としては以上と同じですね。足るを知る者は富むわけです。一時的には不幸かもしれませんが、もしかしたらそこから這い上がって、人生を覆すこともあるかもしれません。読むべきなのは、以下の記事ですね。
会社にも事情がありました。それを恨んでいても仕方がありません。そこから学んだ教訓はとても大きいはずです。その教訓を糧にし、ピンチをチャンスに変え、次のステージで花を開かせればいいのです。
たとえ自分に非が無くて、会社が破産する場合になっても、考えるべきことがたくさんあるはずだよ!そもそも会社にいて、『自分には非がない』なんて、末端の人間の発想だからね!主体性がない証拠さ!
ぴよぴよ(親分の言う通りっす、厳しいけど、その通りなんす)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!