自己破産を行った後の生活はどう変わるの?旅行に行けなかったり、保険を解約したりする必要がある?
海外旅行には行けます。しかし、自己破産行った後すぐに海外旅行に行くとなると、これは『財産がある』とみなされ、問題になります。その他のケースも具体的に見ていきましょう。
自己破産をすると一体全体どうなっちゃうのか、ちょっと不安だよね!でも、先に知識を入れておけば、その不安も解消されるよ!人間ていうのは『よくわからないもの』に対して不安を抱く生き物だからね!勉強しよう!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
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自己破産をすると海外旅行に行けない?
自己破産を行った場合、海外旅行に行けなくなるという話を聞いたことがありますか?噂では自己破産を行った後の生活の中で、海外旅行に行けなくなるといわれています。
しかし、
であり、自己破産を行ったから海外旅行に行けなくなるということはありません。自己破産を行ったとしても海外旅行には行くことができますが、 というだけです。
海外旅行に行くということは財産を持っているという証になってしまうため、自己破産を行ったすぐ後は海外旅行に行くことができません。自己破産を行ううえで一番重視される部分は、財産がないという前提で
ということが認められた場合に限ります。ですので、自己破産を行ったすぐ後というのは財産がない状態と考えられるため、海外旅行に行くことができないのです。
海外旅行ではなく国内であっても、旅行が長期的になる場合は制限をされてしまうことも考えられます。いつ、どの段階で海外旅行に行くかは個人の予定や費用次第になりますが、旅行に行く際には裁判所に許可を得てから行った方が良いでしょう。
というか普通に考えて、自己破産をしているときに海外旅行なんか行く考え方は、完全に間違ってるよ!この考え方が当たり前だと思わないようであれば、また自己破産をするような目に遭うから、よく考えた方がいいよ!しかも、二度目の自己破産は、相当厳しいぜ!
ぴよぴよ(駄目っす、こんなときに海外旅行は駄目っす)!
自己破産をしたら携帯電話の契約ができなくなる?
自己破産を行うということは、ブラックリストと呼ばれる情報に自己破産を行った人の名前が登録されてしまいます。
そのため自己破産を行った後の生活では、
携帯電話は、基本的に毎月の料金にプラスして携帯の機種代金がかかる人が多いため、いわゆるローンという形で契約をする必要があります。
携帯電話の契約であっても、ブラックリストに登録がないかなど調べられることになります。ブラックリストに名前が載ってしまうと、支払いが滞ってしまうことも考えられるため、携帯電話の契約ができなくなることもあるのです。
同じ世帯の妻や子供には自己破産を行ったという記録は残らないため、この人の身内であれば携帯電話の契約ができることもあります。自分の名前で契約をすることは不可能ですので、家族に携帯電話を契約してもらって持つことは可能です。
ブラックリストっていうリストは実際には存在しないけど、ほぼ同じようなものがあるよ!携帯電話も、支払えないとわかっている人に一か月通話の権利を与えても、その支払いが結局滞っちゃうだけだから、煙たがられるのは当たり前だよね!でも、破産者以外なら問題はないよ!
ぴよぴよ(昔は携帯電話がなくても生きていけたっす)!
自己破産をした人でも賃貸を借りられるの?
自己破産を行った人は、自分が住んでいるマンションや一軒家があった場合は、そこから退去しなければならなくなります。そのため、賃貸のアパートに住む他に住居を手に入れる方法はなくなってしまいます。賃貸のアパートというのは自己破産をした人でも借りることができますが、しっかりとした保証人を立てる必要が生じてしまいます。
賃貸のアパートに住む人が家賃を支払えない場合は、保証人に家賃を支払うように警告するため、賃貸のアパートに住むのであれば、必ず保証人が必要となるのです。
補足ではありますが、自己破産を行った人は保証人になれないといわれています。それは、
からであり、契約をしている本人に代わって料金を請求することができなくなるからです。
どんなに大きな会社に勤めていたとしても、自己破産を行ったことで信頼がなくなるため、給与の問題ではなく保証人としての信頼も同時に無くしてしまうということです。ですので、自己破産をした場合は保証人にはなれないことも理解しておきましょう。
自己破産をすると、社会的な信用を一気に失うってことだね!だからといって、無駄に卑下する必要は全くないよ!明石家さんまはこう言ってるよ。
『生きてるだけで、丸儲け』、『人間生まれてきた時は裸。死ぬ時にパンツ一つはいてたら勝ちやないか。』
ぴよぴよ(親分、奥が深いっす、さんまさん奥が深いっす)!
自己破産をしたら年金はどうなるの?
自己破産を行った場合、長年納付してきた年金も差し押さえされてしまうのでしょうか?結論からいうと
自己破産後や借金がなくなった後に得る所得というのは、新得財産としてみなされるため、以前の財産の対象外となります。ですので、自己破産を行った後の生活では年金だけではなく、仕事をしている給与も通常通りにもらえるようになります。
となっていますので、自己破産をしたからといって差し押さえられるのではないかという心配はしなくても大丈夫でしょう。さらに、年金を受給している年であっても、自己破産を行うことは可能です。年金生活をしながら借金を支払っていくことが難しい場合や、多額の借金がある場合であれば、年金受給者でも自己破産を行うことは可能となっています。
自己破産すると年金や生活保護はどうなる?銀行は利用できない?
年金は大丈夫ってことだね!その他にも、必要最低限のものだったり、20万円以下のものだったり、とにかく最低限の配慮はされるから一安心だよ!あくまでも自己破産は、破産者を追い詰めるための制度ではなく、『救う』ための制度だからね。そして、『救う』という言葉の意味を知ってるのさ!
ぴよぴよ(親分、奥が深いっす)!
自己破産をした後は生命保険はどうなるの?
自己破産をした後の生命保険というのは、解約が必要になる場合とそうではない場合があります。解約が必要になる場合は、自己破産を行う本人が生命保険を契約しているときです。この場合は、申請書と一緒に、
を提出する必要があると考えられます。生命保険を解約した際に発生する解約時返戻金が
見込める場合は、原則としてその返戻金を債権者に分配するようになっています。
しかし例外もあり、
という場合もあります。長年加入しているということで保険料も安いため、自己破産後に加入するよりは今のまま契約を続行させた方が良いと考える場合もあります。これらはどちらの可能性もありますので、自己破産をしてくれる弁護士や司法書士の方に聞いた方が良い場合もあります。
ここでも『20万円』というボーダーラインが出て来たね!その他にも、掛け捨ては良くて、積み立ては処分の対象になるなどがあるよ!一つ一つ冷静に考えていけばわかるんだけど、しっかりと正当な判断が下されているからその辺については任せたほうがいいね!
ぴよぴよ(保険ってのは、ある意味貯金っすからね)!
生活保護を受ける前に自己破産をした場合と生活保護を受けてからの生活とは?
生活保護を受ける前に気になるのが、自己破産をしても生活保護が受けられるのかという部分だと思われます。この場合は
ようになり、自己破産をしたから生活保護を受けられないという条件はありません。
自己破産すると年金や生活保護はどうなる?銀行は利用できない?
しかし、自己破産を行った時は生活保護に関係なく、クレジットカードの利用や借金ができなくなってしまいます。クレジットカードを作って利用するということは、借金することと同じになってしまうため、クレジットカードを利用することができません。
自己破産を行った後の生活で車を買うにしてもローンが組めないため、車を所持することは難しくなります。
さらに生活保護を受け始めてしまうと、
だからといって、生活保護で得たお金を溜めておいて車を買うこともできません。生活保護というのは、生活をしていくうえで必要最低限のお金を国民の税金からもらう制度ですので、生活保護を受給している人には制限が厳しくなるのが現状となっています。
このように自己破産を行った後の生活では、様々なことに対して制限させることが多くなります。しかし
ですので、これを過ぎればクレジットカードを作れるようになったり、携帯電話の契約ができるようになることもあります。
生活保護自体は大丈夫。でも、クレジットカードや車はローンが組めない為難しく、更に、生活保護を受けると車には乗れなくなるから、車は諦めた方がよさそうだね!でも、一定期間の辛抱だから、耐えられないということはないはずだよ!
ぴよぴよ(忍耐っす)!
さらに、独身時代に自己破産をした女性の場合は、結婚をして苗字が変わることでクレジットカードが作れるようになったり、携帯電話の契約がすんなりとできるようになることもあります。男性の場合は養子に入らないと苗字が変わらないため、結婚をしてもクレジットカードや携帯の契約ができないままとなることが多いようです。
結婚における、男女の違いだね。苗字が同じか、あるいは変わるかで、様々な手続きのスムーズさに変化があるということだね!きっと、クレジットカードや携帯電話を契約するときに参考にする『リスト』か何かに関係があるんだろうね!
ぴよぴよ(親分、自己破産をして借金チャラにして、浮いたお金で毎日贅沢三昧するってのは無理っすか)?
無理だよ…
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!