自己破産しても自動車を所有できる場合はある?
自己破産しても自動車を所有できる4つのケースをご紹介します。
『自己破産をしたら持っている車を処分するの?』『処分しないで済む可能性はないの?』、さあ、そんな疑問に答えましょう!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
Contents
自己破産すると必ず自動車を手放さなければならない?
自己破産をしたら、必ず持っている自動車を手放さなければならないのでしょうか。
人一倍手入れをして大事にしてきた車、家族との思い出がたくさん詰まっている車、仕事でどうしても使用しなければならない車等、手放したくない理由は様々なものがあります。それでは、自分の車を手放さないで済むケースとは、どのようなものがあるのか、見ていきましょう。
1)現在のローン状況と友人の買い取り
まず、
がポイントとなります。
ローンが残っている場合の多くが、
といって、ローンを完済するまでの車の所有権を信販会社に預けていることが大半。つまり、自己破産する場合は、ローンを完済することはできないので、所有者である信販会社に車を返さなければなりません。
ただし、
自己破産すると現在の借家や家財道具は?+持ち家を失わない裏技!
このページにも記載したように、交渉次第では
場合もあります。
車を買う時にはローンにすることが多いよね!そのローンの仕組みなんだけど、ほとんどの場合、代金を信販会社に立て替えてもらっているんだ。月々に払うローンのお金は、信販会社に払うんだね。だから所有権は完済するまで信販会社にあるんだ。
ぴよ(なるへそ)!
2)初年度登録からの経過年数
次に初年度登録から何年が経過しているかということです。横浜地裁の運用ではローンがなく、
経つと、その車には価値がないとみなされ、車を残すことが出来ます。中には 、というケースもあるようなので、それぞれの地域によってその調査をする必要があります。
車の価値はそれぞれで全然違うからね!1,000万円した新車の高級車と中古の軽トラック、両方とも『車』だけど、その価値は違うよね!同じように、どれくらい使用されたか、等、そういうことをチェックして最終的な判断をするよ!
ぴよ(ふむ)!
3)20万円未満の資産
平成17年の法改正で、自己破産しても
や、 ようになりました。生命保険も、解約払戻金が20万円未満ならば、解約しないでそのまま維持できるようになりました。
つまり、自分の車も、
のです。ただし、これも各地方裁判所事でその取扱いに違いがあるので注意が必要です。
案外乗りこんだ自動車だったら、査定額でそれぐらいになっちゃう車はあるからね!もしそういう車があった場合は、もしかしたら売却しないで済むかもしれないね!
ぴよ(よかったね)!
4)やむを得ない事情
やはり、『仕事上どうしても自家用車が必要』という理由だけでは、自家用車の所有が認めれるケースは無いようです。
しかし、健康に異常があったり、持病があったりして、やむを得ず病院に行く際に自家用車が必要だとか、家族に介護を要する人がいる場合などに、自家用車の所有が認められるケースがあるようです。
前者の場合は、『いや、電車や自転車を使えよ』ってことで、つまり『もっと苦労しろよ』と厳しく指導できるけど、後者の場合はそれを指導したら基本的人権の尊重が出来ていないことになるからね。二つの間には大きな境界線が引かれているわけさ!
ぴよ(さすが親分、今日も冴えてやすね)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!