予期せぬ病気や事故で借金を負い、自己破産するしかない。どうすればいい?
多くの人が予期せぬ病気や事故に困惑させられます。アメリカでは自己破産の原因の第一位が医療費の支払いです。そして、病気は突然訪れて、若い命を強引に奪い去ります。
だとしたら最善なのは、『外に答を求める』ことではなく、『内に答を求める』ことです。つまり、人生は最初から自分の思い通りにならない、という決定的な事実を直視することが人間ができる最善の選択肢です。
予期せぬっていうけど、最初から予期している人もいるからね!備えあれば患いなし!前始末をして、準備をしている人もいる!さて、このページではこの辺りのことについて、詳しく考えていこう!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
備えあれば患いなし
自己破産をする人がいます。人生何が起こるかわかりません。借金というのは、負おうとして負うものではなく、『気づいたら負ってしまっている』のです。
を負い、あるいは収入減を失い、
ですから、最初に油断があったと言わざるを得ませんね。『備えあれば患いなし』という言葉があることからも、『患いがあるのは、備えをしていないからだ』と戒められてしまいます。
この黄金律の至言は、マキャベリのこの言葉です。
つまり、『天気のいい日に準備を怠ったのは間違いだった』ということを戒めらます。例えば、『病気や事故は絶対にない』と決めつけて準備をしなかったのは、その本人の責任であるということになるわけですね。
得意になっている時代、失意を感じている時代。人間が失敗しやすいのは、圧倒的に得意時代だね!調子に乗って浮ついて、足元が隙だらけになっているからさ!
ぴよぴよ(何も起きないと過信するってことっすね)!
保険が存在する理由
それに気づく人は、『保険』を利用するわけです。
- 医療保険
- 損害保険
- 火災保険
- 地震保険
病気や事故、不慮の事故、火災、地震。もし、自分が家族の収入源だった場合、それらが起きてしまうと家族が路頭に迷うことになります。ですから人は、これらの保険を利用して、将来に憂うことがないように、備えるわけですね。
人生とは何が起きるかわかりません。事業を興し、結婚をし、ようやく人生が軌道に乗ったと思ったら、事故で入院することになり、会社を潰すことになることもある。また、幸せの絶頂で、伴侶に先立たれ、あるいは、生まれてきた子供が不幸に遭うこともあります。
もちろん、そんなときに理解するべきなのは以下の記事です。
全ては流動変化しています。人の命も同じことです。どんなにうまくいっている人生も、それは永久には続かないし、そして命はいずれ終わります。それは最初から決まっていることなのです。
ですから、そうした不慮の出来事や死に対して、過剰反応する必要はありません。むしろ、そうした予測不可能なことがあるからこそ、人生を慎重に生きたい。
京セラ創業者、稲盛和夫はこう言いました。
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。
人生に対して悲観視する必要はありません。しかし、『計画』は悲観的にする必要がある。つまり、『人生は、自分の思い通りに行くはずがない』ということを想定して、慎重に人生を生きていくべきだということなのです。
人生が自分の思い通りに行くなら、そんな楽なことはないね!何しろ、『一兆円を手に入れたい!』と願えば、それが実現するんだから!でもそんなことはあり得ないね!
ぴよぴよ(たしかに)!
そうは言っても人間は自分で失敗しなければ気づけない
しかし、人は一度無計画な人生を生きなければ、その人生が本当に不正解かどうかわからないと考えるところがありますからね。もし疑う人がいるなら、それはもう自分で体験してみるしかありません。『
』と言いますが、出来るだけ早い段階でそれをすることは、むしろ人生の糧になる場合があります。
かくいう私も家賃を200万円ほど滞納したことがあります。様々な理由でそこまで滞納することになったのですが、無計画というのはあのことですね。私は人生が順風満帆に行くものだと高をくくっていました。しかし、人生は自分の思い通りにはいきません。むしろ、あの時の私の思い通りになどならなくてよかった。
もしあのまま私の思い通りの展開に行ってしまったのなら、私は人生を見下し、人を見下し、結果的に人や人生から軽蔑される人生を送っていたでしょう。最悪の場合は、もっとどん底に堕ちた可能性もあります。
そう考えると、私はこの重大な事実を理解するために、200万という勉強代を払ったのです。決して高いとは思いません。それで人として、一皮も二皮も剥けることができました。
しかし、どうせならその勉強代は少ない方がいいに決まっています。もちろん、電力王、松永安左エ門が言った様に、
- 闘病
- 浪人
- 投獄
という経験をした人間だけが、見出せる境地というものもあります。ですから、もしやむを得ず不幸な目に遭っても、悲観視する必要はありません。むしろ、以下の記事にもあるように、
その逆境を、チャンスだと考えるべきです。
ですが、例えばその『ピンチをチャンスに変えた後』はどうでしょうか。同じ失敗をしないように、慎重に生きていくことになりますよね。従って、結論としては、
- 慎重に生きていく
これに尽きるわけです。
ピンチはチャンスだね!それは、ピンチになれば放っておいても後は調子が良くなるっていう意味じゃないよ!そこをはき違えている人が圧倒的に多いね!
ぴよぴよ(勉強になるっす)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!