なぜお金持ちや高収入でも自己破産になるの?
人間は、失意時代に奮起して、得意時代に転落する生き物です。
人間というものは実に愚かな生き物で、欲望をかなえてもかなえても、また次の欲望に心を支配されてしまうものなんだ!詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
Contents
お金持ちが自己破産をする理由
お金持ちでも自己破産をすることはあります。それは当然ですね。お金を使えばお金はなくなりますから。ただ、
- とてつもないお金持ち
- 頭のいいお金持ち
- 慎重なお金持ち
と頭にこのような文字がつくお金持ちなら、自己破産をすることはありません。何しろ、そのような人々なら、そこに至る前に対処しますからね。とてつもないお金持ちの場合は、往々にして周りに賢い人がいますから、その人の話を聞くことさえできれば、大火事になる前のボヤの段階で対処できます。
ただし、こういう話もあります。
かつて不動産で大金を手に入れた日本人男性の話ですが、その人はバブルで本当に大金を手に入れて、世界一周旅行をしたり、様々なものを手に入れたり、男の欲望をほとんどかなえたと言ってもいい暮らしをしていました。
しかし、あまりにも楽に人生を生きることができることから、次第にその毎日に不満を覚え始め、やる気がなくなり、そして
のです。
しかしその人は、自己破産後の人生の方が、『ここからまたやり直すしかない』というプレッシャーがあって、生きがいがあったと言いました。人間というものは、常になにかしらの不満やプレッシャーがのしかかっているものですが、それを原動力として生きているところがあって、それがなくなると勢いが衰えてしまうという傾向もあるようです。
人間というものは面白いものだね!お金目当てに頑張って生きていたというのに、いざお金を手に入れたらやる気がなくなって、お金を失うような行動を取ってしまう。
ぴよぴよ(うーむ)!
得意時代に転落するのが人間
ダウンタウンの松本人志は、『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、
今からだったら、俺はお笑いはやらないかもしれない。笑いが重宝され過ぎてる。俺らの頃は漫才ブームが終わった頃で、芸人の価値が一番低いときだったから、だからなにくそ根性でやれたような気がすんねんなあ。
と言っていますが、やはり人間は『強いられている』状態の方が、エネルギーを燃やしやすいのかもしれません。
以下の記事は、私がまとめた偉人たちのとある共通点です。
彼ら偉人に共通しているのはズバリ、『強いられていた』ということ。そう考えると、やはり人間というものは少しくらい人生に不満があり、強いられている状態の方が生き生きと生きていけるのかもしれません。
また、ここで同時に考えるべきなのは『転落』です。以下の記事を見るべきですね。
人間iは得意時代と失意時代があります。失意の時には落ち込んで、得意な時には浮ついて、人間というものは、まことに『勝って驕らず、負けて腐らず』という教訓をいつまでも自分のものにできないものであります。
つまりは、得意時代、
というものが、人を転落の方向へと傾かせるものなのです。
強いられている状況だと、なにくそ精神が生まれて、生きるエネルギーに満ち溢れる。だけど、そうしたハングリー精神がなくなると、一気にパワーを喪失して、負の結果を生み出し始める。
ぴよぴよ(よくわかんないっす)!
無駄な支払いをいかに最適化するか
PRESIDENTでは、年収1,000万近い人たちの入支出を調査したところ、
- 住居費
- 生命保険
- 娯楽費
- 介護費
- 教育費
についての過剰支出が多かったと言います。やはり、お金があるということで気が緩み、それに伴って様々な支出が増えてしまうんですね。今回はこの中から、
- 住居費
- 生命保険
- 娯楽費
についてどう最適化すればいいかを考えてみましょう。
住宅ローンの借り換えをする
まず、2016年1月のマイナス金利以降、受託ローンは超低金利時代に突入していますので、金利の低い住宅ローンに借り換えをすることで、高額な家賃を支払っている場合は、節約することができます。
無駄な生命保険を解約する
保険というものは、別になくても問題ありません。しかし、入っておいた方が安心。そういう心理をうまくついて、成り立っているビジネスであります。しかし、過剰に反応し過ぎていくつもの保険に入ってしまうと、無駄な出費をすることになってしまいます。
本来、保険は常に見直していくべきものです。自分に何かあったときに、その他の家族の生活費等を工面するために、保険をかけておきます。ですが、もしその時に妻が働いていたり、子供がすでに独立して働いていたりした場合は、解約するべき保険も出て来るわけです。この保険の見直しによって、無駄を節約できます。
無駄な娯楽費を見直す
やはり一番気のゆるみが出やすいのが娯楽費です。何しろ娯楽は、『ご褒美』でもあり、『家族の思い出を作るチャンス』なわけですからね。力を入れてしまうのは当然の心理として、まかり通っています。
しかし、本当にそうでしょうか。お金を使うイベントを通してでなければ、思い出は作れないのでしょうか。ここで考え直すべきなのは、『外部依存』の考え方です。
- 土日
- 祝日
- ゴールデンウイーク
- シルバーウィーク
- 夏休み
- 春休み
- 年末年始
というものは、あらゆる単価が高く設定されています。
例えば飛行機代で言えば、年末年始の時期に比べて、
- 4月
- 5月(GW除く)
- 6月
等は、3分の1の料金になります。また、街の商店街もこぞって活気を見せます。活気があるとお祭りのような感覚でついテンションが上がり、祝日で財布のひもが緩んだお客が、買い物をする可能性が高くなるからです。
本人も、平日にたくさん仕事をしていますからね。ご褒美としてつい娯楽費や遊興費にお金を使ってしまうんです。しかし、商売人としては、そこにつけ込んで、売り上げを上げたい。ですから、娯楽費、遊興費にお金を使うのだとしても、『商売人のペースに乗っからないようにすること』が大事です。
そこで、先ほどの『金が無ければ思い出は作れないのか』という考え方が効いてきます。例えば、近所にバーベキューが出来る施設や自然はないでしょうか。ピクニックやトレッキングに行ってもいい。プールに行くときにはお弁当を用意すればいいし、ビールなんて飲まなければいい。飲みたいなら、その場所の5分の1くらいで売っているコンビニで買って、プールが終わった後に飲めばいいんです。
とにかく、祭りには屋台があり、プールにはビールと焼きそばがある。娯楽施設のありとあらゆる場所には、消費者の財布のひもをつい緩ませる仕掛けが用意されています。それに乗っからないようにするのです。冒頭に書いた『頭のいいお金持ち』は、皆この考え方をわきまえています。
例えば、松下幸之助から経営の神の名を受け継いだに等しい、京セラ会長、稲盛和夫は、10円で買える焼き栗を20円で買うようなことはしません。それは、『騙されている』わけですからね。中国では、そうしてふっかけられたときに、交渉が出来なければなめられます。それをわきまえている彼は、断固として10円でしか買わない。
しかし、1億円の寄付が必要だと思ったときには、思い切ってポンとそのお金を出します。こういう『生き金』、『死に金』の考え方をマスターすることが、ここで考えるべきテーマですね。
お金持ちになるとどうしても増えるのが『浪費』だね!だけど、本人からすれば消費、あるいは投資だとすら思っている。この3つのお金の使い方をマスターすれば、借金とは無縁の人生になるんだけどね!
ぴよぴよ(うーむ、なるほど)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!