闇金融や悪徳業者が原因で自己破産してしまった。また、破産後にそれらの業者を利用してしまった。どうしたらいい?
借金を帳消しにし、債務整理をすることはあくまでも『応急処置』にすぎません。本当にその破産者にある問題を解決するためには、『根本』に目を向けることから目をそらしてはなりません。
闇金融を利用した人、あるいは破産後に利用した人ってことになると、結構心に闇を抱えている可能性があるね!普通はそこを利用しないんだから。詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
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闇金融の存在自体を憎んでも問題は解決しない
することになる人がいます。また、 人がいます。そう考えると自己破産の前後には、常に闇金融の存在があるわけであり、求められるのは個々各人の心構えということになります。
心構えがあれば闇金融からお金を借りることもないし、自己破産をすることもない。また、自己破産後に闇金融からお金を借りることもありません。
闇金融といったこの世の闇に(消え去ればいい)と願うのは勝手ですが、人間史上、そのような願いをしただけでこの世から闇が消え去ることはありませんでしたし、それはこれからも未来永劫同じことでしょう。
確かに、一時的には闇は消えることもあるかもしれません。
ジョン・レノンがこう言い、
マザー・テレサがこう言った様に、
この世にいる全ての人が闇を憎んで光となることが出来れば、世界平和は実現することができます。しかし、それが永久に続くかどうかとなると、それは首をかしげざるを得ません。たとえ世界平和が一時的に実現されたとしても、人間がこの世にいる以上、常に闇とは戦い続けることになるでしょう。
この世から闇を消し去ることはできない
私は無宗教ですが、宗教について勉強した身です。本来、イスラム教の『聖戦』とは、何も、過激なテロリストが遂行するような殺人事件のことを言うものではありません。
パスカルが言った様に、
人間の心には常に『光と闇』が混在しています。そして、ドストエフスキーが言った様に、
人間は、心の中でその『光と闇』を戦わせます。それは言い方はどうでもよく、
心の中にある光と闇
- 良心と邪心
- 善意と悪意
- 聖性と魔性
- 神とサタン
- 白と黒
- 天使と悪魔
どんな言い方をしてもいいのです。そして、その『闇』とされている、あるいは闇に堕ちてしまった人間とは、ここでいう『聖戦』に負けたのです。『闇の方が勝ってしまった』。
ダンテは言いました。
我々人間は、生きている限りこの『闘い』に勝ち続ける使命を負っています。そして、その戦いに、ジョン・レノンやマザー・テレサは勝利する感覚をつかんでいました。しかし、その感覚をこの世を生きる全ての人間が備え持つことができるとは限りません。
闇金融や暴力団、マフィアや過激なテロリストになる人間にも、そうなった経緯があり、環境があり、原因があり、理由があります。従って、この世に格差があり、環境や思想や文化の違いがあり、多様性がある以上、この世から闇を永久に消し去ることはできないのです。
闇金融を含めた闇に染まる人間は、様々な手を使って人を闇に引きずり込もうとします。従って、闇金融からの被害を抑えるために必要なのは個々各人の心構えということになるわけですね。
『闇金融からお金を借りて自己破産をしてしまった』状態がそこにあるのであれば、もうそれはある種、ひと段落。以上のことにまで視野を広げ、そこで得た具体的な知識と経験を糧にし、未来に活かしましょう。
闇は消せないよ!夜があるからね!夜行性の生き物もいる。つまり、人間が昼が好きで、太陽の光が欲しいからといって、それだけが正義だと思うのは間違いで、多様性があるのがこの世界なんだ1
ぴよぴよ(まずはそれを理解するっすね)!
自己破産をした後に闇金融からお金を借りてしまう人
では次に、『
』についてです。
なぜ、自己破産をしてひと段落をつけたにもかかわらず、闇金融からお金を借りてしまうのでしょうか。それは今言った様に、彼らが様々な手を使って人を闇に引きずり込もうとする考え方があることが、まず第一の原因です。
そもそも、その様な人がいなければそういった事態に陥ることはありませんからね。従って、まず何よりもそういった現実があるのだということを知ることは、武器になります。
ソクラテスは言いました。
知識を入れることは、その人が『道を照らす電灯』を手に入れるようなものです。
官報をチェックする闇金融
そして、闇金融は『官報』をチェックします。この官報は、政府発行の機関誌ですが、まず一般の人はこんなもの見ません。存在を知っている人すら珍しいと言えるでしょう。しかし、金融関係に携わっている人であれば話は別です。また、闇金融ともなると、まさにそれは『営業ネタ』と言えるのです。
普通は、官報に載っている『破産情報』なんか見ても、何の意味もありません。予防ができるくらいです。
この人は自己破産してるから、お金を貸さない方がいいな。また事故を起こされても困るし。
という予防的対策が出来るくらいです。しかし、闇金融業者は違います。
よし、こいつら破産者は、ここから7年間普通の金融会社からお金を借りれないぞ!そういう奴らのリストを集めて、営業リストを作れ!いざとなったらお金を借りるしかないのが人間ってものさ!
として、官報に掲載さ入れた情報を悪用しようと考えるのです。しかも官報には自己破産者の名前・住所が載っています。そうなると容易に充実したリストが作れ、DMなどを送ることも簡単に出来てしまうのです。
更に、最近はインターネットでこの官報を閲覧することができ、以前よりもはるかに闇金融業者がこれらの情報を抜き取りやすくなっていることも、危惧するところです。
光と闇の戦いはこの世がある限り永久に終わらない
先ほど、『光と闇』の戦いの話をしました。そしてそれは、何も相手側に限った話ではありません。自分自身もその戦いを強いられているわけで、そして『闇に負けた』なら、そこにいるのは
です。
こういう事実がありました。
あるテレビ番組で、『子供に天使と悪魔のささやきの声を聞かせたら、きっと天使のささやきを信用して、誘惑に負けないはず』という実験をしました。すると、小学5年生以下の子供たちは、往々にしてその声をまず信用しました。例えば、
『目の前のお菓子を食べる、食べない』
という葛藤です。天使は、
食べちゃダメ!後でみんなで食べるって言ったはず!
とささやき、悪魔が、
何言ってんだ!別にちょっとくらい食べたってばれないさ!
とささやくのです。その声はスピーカーを設置して、仕掛け人が吹き込みます。すると、天使の声に従って、誘惑に負けない子供もいました。しかし、
子供もいました。
その光景を客観的に見ていると、『子供だから仕方がない』という感想と、『こうやって人間は魔に差され、道を踏み外していくんだな』という感想の、二つを持つことができます。悪魔の誘惑に乗ってしまった子供は、『魔に差され』、道を踏み外してしまうのです。
『光と闇』の戦いは、自分自身も強いられています。そして、自己破産後にその魔に差されてしまった人間とは、
- 依存症を克服できなかった(麻薬、酒、異性、ギャンブル、浪費)
- 闇金融からの甘い誘惑に負けてしまった
- その他の悪の要素(詐欺師、怠惰、犯罪、事故等)に支配されてしまった
等が挙げられることになります。
闇金融からの直接的な誘惑はさることながら、その他の『敗戦』も、結果的に闇金融へ手を伸ばす原因となっています。
ここまで考えてみると冒頭で言ったことの重みが理解できるようになります。自己破産の前後には、常に闇金融の存在があり、闇金融事態の撲滅を願うことよりも、求められるのは個々各人の心構えなのです。
借金を帳消しにし、債務整理をすることはあくまでも『応急処置』にすぎません。本当にその破産者にある問題を解決するためには、こうした『根本』に目を向けることから目をそらしてはなりません。
いくら債務整理をして問題を解決しても、それが根本の問題まで解決したとは限らないからね!逮捕されても再犯する人がいるように、最も大事なのは、根本の考え方だよ!
ぴよぴよ(うーむ)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!