高額セミナーで失敗して自己破産をすることになった。どうすればいい?
過ぎてしまったことはもう変えられません。重要なのは、それをどうとらえ、自分の人生にどれだけプラスの影響を与えられるかです。
ネルソン・マンデラもこう言っています。
セミナーって、なんだか知らないけどいかがわしい雰囲気があるよね!多分それは悪質なセミナーがそうさせたんだろうね!最初はもっと素晴らしいものだけだったはず!
ぴよぴよ(たしかに)!
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セミナーを求める人の心理
ことがあります。
- 情報商材
- 起業セミナー
- 悪徳マルチ商法
- 自己啓発セミナー
様々なものがありますね。私は一切そういったセミナーに参加しない主義です。そういった場所に無料で行けるならまだしも、お金がかかるのは少し馬鹿馬鹿しいと思ってしまいます。そういったセミナーにお金を払ってでも参加しようとする人は、大体の場合、『生まれ変わろう』としているわけです。
- 今よりもお金持ちになる
- 社長になってお金持ちになる
- 自分を変えて生まれ変わる
- 弱点を克服して生まれ変わる
様々な理由があると思いますが、実際のところ、生まれ変わろうと思っています。そして私は、生まれ変わろうと思っていないんですね。それが大きな違いです。正確には、『外部要因に依存していない』ということなのですが、詳しいことは後述します。
ですから私はそういう詐欺に遭うことがありません。セミナーに行きませんからね。その時点でセミナー詐欺に遭うことは皆無となります。
セミナーというのは、ある種『つけ込む商法』ですからね。有料であればなおのことで、人の生まれ変わりたいという思いを利用して、感情を煽り、妄想をかき立たせ、その理想の現実の為に投資としてお金を支払わせます。
まあ、これはかなり穿った見方で、
から、そういうセミナーを知っている人、開いている人は、嫌な顔をしてしまいます。ですが、悪徳セミナーを体験した人なら、その通りだと納得するでしょう。
無知な人に知識がある人が情報やサービスを提供する。これがビジネスの基本ではあるね!例えばエアコンが壊れた時、無知だから業者を呼んで、彼らの知識を借り、問題を解決するんだね!
ぴよぴよ(なるへそ)!
浅薄からの脱却をしなければ『茶番』は繰り返される
一時期、SNS上で『リア充』をアピールした若い男女の写真をエサにした、詐欺の集団が問題になりました。
- 若い
- お洒落
- 流行的なものが揃っている
- お金が積まれている
- お金がなければ実現できないことをしている
等の要素をふんだんに盛り込み、人々の興味を引き付けるんですね。そして、
自分もああいう風に人生を充実させたい!
と願う人の心につけ込み、様々な話を吹き込み、お金を巻き上げます。これはもう、
ですね。遥か昔から行われてきた手口です。SNSというキーワードが新しいだけで、遥か昔から人間のやること、やられることは同じです。
そうなると、『それでも騙される』というのは、ある種、茶番のようなものですね。
マルクスは言いました。
歴史をきちんと学ばない姿勢がある以上、歴史は繰り返されます。人間が遥か昔から同じことを繰り返しているという事実を知っても、まだ同じ轍を踏むでしょうか。
いや、実際には、真剣に過去や人間を考えれば、同じ轍は踏まない。ということで、詐欺に騙される人、それは、過去の人間と同じ轍を踏む、浅薄な人間だということになります。
そして、浅薄だからこそ簡単に騙されてしまった。腹が立つかもしれませんが、その事実を真正面から受け入れられるような人間になれば、今後、二度と詐欺に遭うことはありません。
ましてや、自己破産に陥った人がいるならなおさらもう次はありません。二度目の自己破産をする為には最低でも7年間の時間が必要ですし、二回目となると、一度目よりも更に厳しい目で見られますので、自己破産の免責が下りるかどうかもわかりません。
その様な人に求められるのは、『浅薄からの脱却』。たった一度しかない自分の人生を等身大で、全力で生きれば、人に騙される確率は激減するのです。
人間というものは、遥か数千年前から同じような失敗を繰り返す生き物なんだ!だから賢い人たちは歴史を学んで、同じ轍を踏まないように意識し、彼らの人生を無駄にしないんだね!
ぴよぴよ(学ばないと同じ失敗を繰り返すっすね)!
『成功』という言葉は浅薄と紙一重
例えば、『ナポレオンヒル』をうたったセミナーがあると言います。ナポレオン・ヒルというのは、本来とても素晴らしい人です。彼の著書、『思考は現実化する』、『成功哲学』は、素晴らしい本です。
しかし、この
のです。本をきちんと読んで理解すれば、これらの本のタイトルになった理由が手に取るようにわかるのですが、『成功』という言葉は、浅薄な人間が解釈すると、こうなります。
- 大金を掴んだ人
- 地位や名声を手に入れた人
確かに、『結果的に』そうなったらそれはそれでいいのですが、しかしそれは短絡的な解釈です。お金で買えないものもあります。お金は天国に持っていくことができません。それらを手に入れた暴力団やマフィア、詐欺集団やペテン師がいたとき、そこにいるのが『成功者』だと思っているのであれば、もはや浅薄も浅薄。人生を真剣に考えれば考えるほど、それらの事実が間違いであるということにはすぐに気が付くのです。
しかし、浅薄が故に、そうだと認識してしまっている。あるいは、
いや、浅薄っていうかさ、めんどくせえから深く潜って考えねえだけで、細かいことはどうだっていいんだよ。浅薄浅薄うるせえな。
ということで、拒絶している。思慮深くなることを拒絶し、面倒なことは全て人任せにしようとしている。そして、辿り着くのがセミナーです。その様な場所に行ってお金を払えば、その対価として『めんどくせえこと』をやらないで済む。つまり、成功できると考えるんですね。
自己啓発セミナーに参加しようとするような人は、そのようにして、往々にして自分一人の力でこれらの知識を咀嚼し、自分の物にすることができません。
従って、『ナポレオンヒルの成功哲学セミナー』などと言われたら、もうそれだけで『大金持ちが約束された』かのような、そういう妄想を抱いてしまうわけです。そこにお金さえつぎ込めば、そのつぎ込んだ額の分だけ可能性を手に入れられる。
なんせ、お金で買えないものはないんだからな!
しかし実際には、このナポレオン・ヒルの教えとは、全てこれらの本だけで習得できます。それ以上に追加してお金を払う必要はありません。
本だけで理解できない人が、セミナーに行って自分の考えが正しいかどうか確認しようとする。そういう人は、本だけでも本当は理解できるのに、読解力が不安だから、他人になんとかしてもらおうと思う。そこに隙が出来る。
ぴよぴよ(他力本願な人はつけこまれやすいっす)!
インサイド・アウトを理解していない人は一生悪循環を繰り返す
もし、
高額なお金を支払ってセミナーに行けば、それで自分は変われる。
と思っているのであれば、そこにいるのは『
』を理解していない、失敗した人間です。
全てはこの記事に書きました。この記事は一朝一夕で作られたものではありません。お金がかかるものでもありません。無料で公開しています。
しかし、ずば抜けている。それは見る目がある人が読めば必ず理解することでしょう。
インサイド・アウト。それはつまり、
という考え方のこと。それに比べ、アウトサイド・インというのは、
という考え方のことです。
インサイド・アウトの発想があるなら、本を読んだだけで自身を『成功』に導くことが出来ました。しかし、アウトサイド・インの発想があって本を手に取り、そして高額セミナーにお金をつぎ込むなら、
なのです。
人が何とかしてくれる。お金を払えば解決できる。
そういったアウトサイド・インの発想に依存する人は、インサイド・アウトの発想から自身を遠ざけます。そして、インサイド・アウトの発想が出来ない人は、本だろうがセミナーだろうが、何をしようが『成功』などできません。何しろ、
『
』のですから。
どんなに拝金的な人間も、大きな結果を出している人は必ずこの主体性を理解しているよ!人間として首をかしげたくなるようなお金持ちでも、主体性だけは備え持っているんだ!
ぴよぴよ(うーむ)!
『成功者』に必要不可欠な素質とは
もし、自分がこれらの考え方の甘さから自己破産をするに至ったという人がいるなら、それは人生を再考するチャンスです。インサイド・アウトの発想を身につけましょう。それこそが、人間を『成功者』にするために必要不可欠な素質なのです。
私は冒頭で『外部要因に依存していない』、『生まれ変わろうと思っていない』と言いましたが、それは決して、
『今の自分が最高到達地点にいて、変わる必要などない全知全能な人間である』
という傲慢不遜な考え方があるわけでも、
『もう何も人生に期待していない』
という悲観的な意味でもありません。『変える必要がない』し、『変わろうと思えば答えは自分の心の中にある』ということを知っているのです。
その言葉の意味を理解するためには、以下の2つの記事を読む必要があります。
私はこれらの記事を、
- 読書
- 内省
というたった2つの手段によって捻出しました。本を買ったということで言えば、確かに『本』は『外部』ですが、別にそれは『外部要因に依存している』ことにはなりません。あくまでも補助・補強程度に過ぎない。
つまり、外部には補助・補強の役割しか求めていないことにより、つまり、外部に過度な期待をしていないことにより、詐欺に遭う確率が極めて少ないんですね。
根本的な解決が出来なければ、マルクスが言った様に人はまた同じ轍を踏みます。詐欺にあったということは、むしろチャンスです。インサイド・アウトの発想をするきっかけを得たということを知れば、
この記事の重要性を理解することでしょう。
私もかつては、人生のどん底に堕ちた経験があります。そしてそこから這い上がり、これらの黄金律を見出だし、インサイド・アウトの発想を身につけたのです。
アウトサイド・インであれば、セミナーを含めた外部に依存し続けることになるね!そうした他力本願の甘えた考え方には隙があり、隙がある以上は他人につけ込まれる。話は逸れるけど宗教も同じことがいえるよ!
ぴよぴよ(宗教は深い話になるっす)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!