買い物依存症の人が、借金を積み重ねて自己破産すると聞きます。なぜそうなってしまうの?
欲望をコントロールする理由をいまいち理解できていないからです。
買い物依存症の人は、買い物をすることで欲求を満たすわけだけど、世の中には買い物にはまらない人や、ドカ食いしない人もいるね!そこがポイント!詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
買い物依存症というのは『衝動買いをしてしまう人』
ということについて考えていきましょう。
買い物依存症というのは『衝動買いをしてしまう人』ということですね。買い物をするつもりはないのに、つい買い物をしてしまう。そこにあるのは『衝動』です。『衝き動かされる』んですね。内から湧き出る感情を、抑えることができない。
に似ていますね。ダイエットをしたいけど、どうしても目の前にあるおいしそうな食べ物に、誘惑され、それを食べてしまう。それも同じように、衝動に衝き動かされるわけです。
もそうですね。してはいけないとわかっているけど、つい目の前にいる魅力的な異性と性的な関係を持ってしまう。
もそうですね。眠ってはいけないとわかっているけど、ついついうとうとしてしまい、気づいたら眠ってしまう。これらはすべて、衝動に衝き動かされてしまった、人間の失敗だと言えるでしょう。
ここで出てきたのは、
- 食欲
- 性欲
- 睡眠欲
という人間の三大欲求。正直、これらを支配してコントロールするのは、結構大変なことです。しかし、人間の世界ではこれらをコントロール出来なければ、『大人』として認知されることはありません。
もし大人がそれらに支配されてしまうと、例えば『性欲』に支配されて一線を超えてしまうと、どうなってしまうでしょうか。2017年現在、この数年間は『不倫』というキーワードが『聞き飽きた』人が多いという現実があります。それによって人生を大きく狂わせた人も多いですね。その他にも、
- ストーカー殺人
- 未成年との淫行
- 強姦事件
というニュースは、この10年間の間に大きなニュースとして、いくつか挙げられることになりました。それらは全て、衝動に衝き動かされた人間の末路です。このように、人間の大人にはこれらの欲求を支配し、コントロールすることが義務として求められているのです。
欲望というのは全ての人間にあるからね!だけど、その欲望を暴走させずにコントロールする人もいるわけだから!人間の世界ではそういう人を『大人』と呼び、それ以外の人は『子供(ガキ)』とかって言うんだね!
ぴよぴよ(ガキの使いやあらへんで)!
人間が欲望を制御しないとどうなるか
日本文芸社『脳とカラダの不思議』にはこうあります。
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一般の動物は、育てやすい季節に出産を行えるように発情期というものが脳の中にプログラミングされているが、
だ。これは、脳の中の大脳皮質が深く関係している。
生殖に関するメカニズムを担っているのは脳幹にある視床下部であるが、人間の場合は大脳皮質の前頭連合野も性行動に深く関係している。
もし、視床下部だけに性行動が支配されているとしたら、人はひたすら欲望の赴くままにセックスを求めて、
社会的な秩序はあっという間に崩壊してしまう。
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人間にはこれらの欲求を抑えて支配し、生きていく義務があるのです。これをしっかりと認識することが何よりも大事です。
人間も動物も同じなんだけど、人間が他の動物と違うのはこの前頭連合野の発達だね!脳が発達しているからこそ、理性を強く保て、法律を守ったり人の気持ちを想像して配慮したりすることができるのさ!
ぴよぴよ(うーむ)!
衝動に衝き動かされる理由とは
さて、買い物依存症、つまり『衝動買いをしてしまう人』の人が自己破産をしてしまうことについての話に戻りましょう。そういう人は、こういう順番があったわけですね。
- 1.衝動が起きる→
- 2.衝動に衝き動かされる→
- 3.衝動買いをする→
- 4.限界支出をオーバーする→
- 5.借金をする→
- 6.それでも衝動買いをする→
- 7.自己破産をする
という順番です。つまり、この記事で私が働きかけたのは、『1』の部分です。まず、
『1が起きることは、仕方がないのです。』
として、その後にすぐに、
『しかし、2に至ってはなりません。それが人間の責務なのです。人間が、人間であるために、欲求は支配する必要があるのです。』
として説明したわけですね。冒頭に書いた、
- 衝動買い
- ダイエット
- 不倫・浮気
- 居眠り
というのは全て、
- ま、いっか!ばれないし!
- ま、いっか!小さなことだし!
- ま、いっか!大きなことにはならないし!
- ま、いっか!そんな大げさな話ではないし!
という心の整理の仕方があることで、共通しています。しかし、その『大したことない』と定めたことが、『大したことだった』から、大きな問題を引き起こすことになった、ということを理解する必要があります。
つまり、『7』の自己破産に至る前に、『1』や『2』の段階で制御できたならそうはならなかった。ということで、何よりも大事なのはこうした『
』だということを肝に銘じることなのです。読むべきなのは以下の記事です。
後始末よりも大事なのが前始末!前始末が出来るかどうかは、人間の運命を大きく変えるよ!後始末しかできない人は、後悔型人間っていうことになっちゃうね!
ぴよぴよ(すごい話っす)!
根っこに目を向け、『前始末』をする
すでに自己破産をした人も、これからしようと思っている人も、このページを見ている人は、衝動買いについて悩まされている人がほとんどです。どちらにせよ、これらのテーマについての結論を出さなければなりません。
そのとき、こういう『根本の治癒』という考え方は、とても効果があります。私は無宗教ですが、人間の心を突き詰めた仏教の開祖、ブッダがこう言っています。
木をノコギリで切り倒しても、
再びニョキニョキ生えてくる。それに似て、君の心に巣食った欠乏感があまりに強力な呪いであるがゆえ、一時的に落ち着いても根は生きているから、すぐにまたニョキニョキと伸び、苦しくなり、『足りなく』なる。
今、買い物依存症で自己破産に至るまでの窮地に陥り、それについて悩まされているなら、その人は人生を改善させるチャンスを手に入れたも同然です。何しろ、
のですから。
買い物依存症って、依存症っていう名前からもわかるようにある種の精神病だからね!病気とまでは言わなくても、そのギリギリのライン。だとしたら考えるべきなのは精神的な問題!ブッダの言葉に素直に耳を傾けられるなら大丈夫!
ぴよぴよ(人間を突き詰めた人っすからね)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!