特定調停後は住宅ローンや車のローンの審査は通らない?
特定調停の後、信用情報機関にブラックリスト登録されます。その期間はおよそ5年間です。特定調停の場合は『完済してから5年後に消える』ので、実際には特定調停を開始してから数えれば、3年の分割払いなら、8年間登録されていることになります。住宅ローンや自動車ローンの審査はその期間が終わらなければ通りません。
もし5年の分割払いだったら、10年間だね!これは結構長いよね!だけど債務整理っていうのはそれぐらい大きな問題なんだね!二度と繰り返さないためにも、これくらいはね!詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
特定調停をするとブラックリストに載る
特定調停の後、住宅ローンや自動車ローンの審査は一定期間通りません。その理由は、特定調停をすることで信用情報機関にブラックリスト登録されるからですね。
記事に書いた様に、特定調停の場合は『完済してから5年後に消える』ので、実際には特定調停を開始してから数えれば、8年間登録されていることになります。もし支払い期間を5年にしていた場合は、10年間です。
基本的な考え方は、下記の記事と同じです。
つまり特定調停を含めた債務整理をすると、一定期間、
- クレジットカードが作れない
- 住宅ローンや自動車ローンが組めない
- 新しく借り入れが出来ない
等の制裁を受けることになるということです。
ブラックリストに載っている間は、審査をしても通らないよ!カードも作れないし融資も受けられないんだ!
ぴよぴよ(うーむ)!
ブラックリストから消えるのを待つしかない
住宅ローンというのは、意外と連帯保証人を必要としません。詳細は下記の記事に書きました。
上記の場合に連帯保証人や連帯債務者が求められる事がありますが、単独名義で個人収入で住宅ローンに申し込んだ場合は、連帯保証人を必要としないと思ってもらって良いでしょう。
ですから、意外と審査が緩く、ブラックリスト登録されていても問題ないと思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありませんね。信用情報機関のブラック情報は、何よりも重んじられますので関係ありません。
それに、記事にも書いた様に、金融機関は保証会社を間に挟む事により不良債権を抱えず、債権回収もしなくて済みます。連帯保証人が必要ないというのはそういうからくりがあるわけですから、決して適当に審査をしているわけではないということなんですね。
特定調停をした後にもし住宅ローンや自動車ローンを組みたいというのであれば、ブラックリストから名前が消えるのをひたすら待つしかありません。
住宅ローンは保証人がいらないから審査が緩いっていうのは早計だね!だってまず『住宅ローン』なんだから!家を担保にしているんだ!これは債権者にとって安心だよね!
ぴよぴよ(たしかに)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!