借金を踏み倒しても逮捕されないっていうから、踏み倒してもいい?
借金を踏み倒すよりも任意整理で解決することを考えましょう。
人間、『堂々とした道』を歩くことは誰にでもできます。しかし、『正々堂々とした道』を歩くことは、容易ではありません。誰にでも歩ける簡単な道を歩いて、命の無駄遣いだと思わないのであればいいのですが、人間にはプライドがあります。そのプライドを燃やし、意地を見せましょう。
まだ選択肢があるのですから、自暴自棄になるのは早いですね。
捕まらないからといって、人を殺していいということにはならないね!法律に支配されたらダメなんだ!詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
借金の踏み倒し行為をすることで逮捕されることはない
借金を踏み倒すことはできます。また、下記の記事にも書いたように、借金の踏み倒し行為は『民事事件』なので、借金の踏み倒し行為をすることで、逮捕されることはありません。
また、『時効』という考え方があります。借金にも時効があって、5年か10年か逃げ切り、時効の援用をすれば借金は消滅します。しかしポイントは『時効の中断』です。詳しくは下記の記事に書きました。
時効が中断されれば、そこからまたカウントはやり直しですからね。時効の進行中に、
- 請求
- 差し押さえ、仮差押えまたは仮処分
- 承認
があった場合は時効は中断です。つまり、督促状が来たらそれは『請求』ですから、そこでまた時効はリセットされます。また、逃げ切ることは大変です。借金を時効まで逃げ切って帳消しにする考え方は、その間の人生のことを考えると、推奨できるものではありません。
もちろん、自殺するよりはいいですけどね。それは最悪の選択肢です。覚えておきたいのは、自殺するくらいなら夜逃げ。夜逃げするくらいなら自己破産だということです。
まあまずはこの基本的なルールを知っておいても損はないからね!踏み倒しても捕まることはないんだね!
ぴよぴよ(うーむ)!
失敗を誤魔化すのは間違った考え方
自己破産をして、二度目に自己破産ができるまでに7年時間を空ける必要があります。また、下記の記事にも書いたように、自己破産をすると信用情報機関にてブラックリスト登録されます。
- 延滞:1年~5年
- 任意整理:なし~5年
- 特定調停:5年
- 自己破産:5年~10年
- 個人再生:5年~10年
- 過払い請求:なし
これが各信用情報機関の平均登録期間ですね。自己破産はおよそ5~10年となっています。つまり、大体5~10年ほど経てば、ブラックリスト登録も解除されるし、新たに自己破産を申請することができます。それはもちろん、白紙に戻ったというわけではありませんが、およそそれくらいの期間で社会的制裁は終わると考えてもいいわけです。
この5~10年は、時効の時間と大体同じですね。つまり、5~10年逃げ切って白紙に戻そうとするよりも、正々堂々としたやり方で5~10年を生き抜いたほうが、自分の命にとってもいい影響を与えます。やはり、人生に『逃げた』経験があると、その経験が自分の心底に染み付いて、いつかどこかで足を引っ張る可能性があります。
見るべきなのは以下の記事です。
誰でも失敗はします。しかし、その失敗を隠ぺいして誤魔化す人と、受け止めて糧にする人とでは、雲泥の差が開きます。後で振り返った時のことを考えても、正々堂々とした道を歩いて苦労した経験の方が、自分にとって誇らしいものとなることは言うまでもありません。
失敗を誤魔化す人は、これからもこの世からいなくなることはないね!はるか数千年前から何一つ変わることのない事実なんだ!
ぴよぴよ(うーむ)!
任意整理は人気の債務整理
また、自己破産というのは、債務整理の中でも最後の選択肢です。債務整理には、
とありますが、まず何よりも優先して考えたいのが、任意整理です。任意整理は、この中で最も人気の高い債務整理だと言っていいでしょう。
『人気』というのは、『多くの人がやる』という結果があるからそう表現することになります。『あまりやる人がいない』債務整理は、『人気の債務整理』という表現を使うことができません。
多くの人がやるということは、まず『敷居が低い』ということが挙げられます。任意であり、裁判所を通さない。これがまず敷居が低く、気軽にできる理由ですね。そのほかの、
- 特定調停
- 個人再生
- 自己破産
は、全て裁判所を通しますから。過払い請求は、もうほとんどありませんのでカウントしません。とにかく、任意整理は敷居が低く、裁判所を通さないため相手に強制的なプレッシャーも与えないので、きれいに和解したい場合、これが適しているのです。
債務整理には優先順位があるからね!任意整理を最初に検討して、最後に自己破産を検討するのがいいね!
ぴよ(ふむ)!
『正々堂々とした道』を歩く
借金の踏み倒しをするよりは、まず任意整理をすることを検討しましょう。人間、『堂々とした道』を歩くことは誰にでもできます。しかし、『正々堂々とした道』を歩くことは、容易ではありません。ですからこういう場合、つい問題から目をそらし、逃げて楽になりたいと思ってしまうものです。
しかし、見るべきなのは以下の記事です。
我々はどうせ死ぬんです。『生きながらえる』ことよりも、『命を使い切る』ことを念頭に置き、人生を悔いなく生きるべきですね。
後は自分の人生哲学の問題だね!アメリカの作家、ヘンリー・デイヴィッド・ソローはこう言ったよ!
ぴよぴよ(どう言ったっすか)?
ぴよぴよ(うーむ、深い)?
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!