任意整理に年齢制限はある?
ありません。強いて言うなら18~100歳までです。
まあ18~100歳までとは言ったけど、それも確定的な話ではないよ!社会通念上の常識で考えて、っていうことだね!詳しく解説するね!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
強いて言うなら18~100歳まで
任意整理に年齢制限はありません。いくつであっても任意整理をすることができます。しかし、10歳の子供は借金をしませんからね。したとしても未成年の場合は保護者がその責任を負うことが多いですから、下は18歳、上は100歳ぐらいでしょうかね。
年齢制限がないということはそういうことになります。基本的には0~120歳ということになるでしょうが、人が自分の意志で活発的に活動し、かつ借金をしてそれが生きづまり、任意整理をする、ということになるのであれば、
- 18~100歳
が任意整理をするべき年齢ということになるのではないでしょうか。まあ、実際には100歳になる人が任意整理をするということはほぼないでしょうけどね。高齢者、年金受給者が任意整理できるかどうかについては、以下の記事に書きました。
また、無職や無収入の人については以下の記事に書きましたが、
年齢制限はありませんが、18歳、100歳の人が、もし無職かつ無収入ということになるのであれば、任意整理はできません。
任意整理の条件は以下の通りです。
任意整理
毎月一定の収入があり、月々の返済額さえ減らすことが出来れば自力で返済が可能な人、また、借金額が年収の1.5倍以内であるかどうかがポイント。3~5年の分割払いで返済していくのが相場。
つまり、
- 毎月一定の収入がある
- 借金額が年収の1.5倍以内である
- 3~5年の分割払いで返済していく
この条件に該当しないのであれば、任意整理は出来ないんですね。つまり、もし100歳の人が任意整理をした場合、『3~5年の分割払いで返済していく』という条件を満たせないと判断されれば、任意整理は出来ません。途中で亡くなってしまう可能性がある場合は、これができませんよね。
人にはそれぞれ事情があるから、15歳で借金をしてしまい、両親がいないという状況もあるよね!だからまず原則としては、任意整理に年齢制限はないんだ!
ぴよぴよ(なるへそ)!
任意整理をして死ぬつもりはなかったのに亡くなった場合
では、
- 任意整理をした途中で自殺した場合
- 任意整理をして死ぬつもりはなかったのに亡くなった場合
というケースはどうしたらいいでしょうか。こうなると、話が複雑化します。例えば、下記の記事にも書いた様に、『遺産相続』と『相続放棄』という問題まで考えることになります。
もし、高齢者が任意整理をして、途中で寿命によって亡くなってしまった場合、借金だけがこの世に取り残されてしまいます。もし、その人に家族がいる場合は、それを引き継いでもらうことになります。
財産にはプラスの財産とマイナスの財産があって、この場合の借金というのはマイナスの財産ですから、多くの人はこれを『相続放棄』するでしょう。相続放棄すればその借金を支払う義務がある人はもうこの世にはおらず、債権者だけが損をして終わることになります。
人の一生はいつ終わるかわからないからね!夢半ばで死んだ場合は悔やまれるけど、そもそも夢を勝手に抱いたのは人間なんだ!最初から終わるとわかっていたはずだよ!
ぴよぴよ(うーむ、ちょっと深すぎるっす)!
任意整理をした途中で自殺した場合
また、自殺する場合ですが、これも同じように借金は消えます。家族が相続放棄するか、あるいは家族がいない場合は借金を支払う人がこの世からいなくなります。しかし、下記の記事にも書いた様に、
自殺するくらいなら夜逃げ!夜逃げするくらいなら自己破産です。たとえその方法で借金から逃れられるということがわかっても、決して自殺などはしないようにしなければなりません。見るべきなのは以下の記事です。
自分にしか歩けない道。それは決して、自殺をすることではありません。それは意味をはき違えているだけです。
人はいずれ必ず死にます。その事実を理解するためには、下記の記事を見る必要があります。
何もかもから逃げ出す、投げ出す形で命を終えようとするのは、命の無駄遣いです。
一度自分の心と向き合って、この唯一無二の命の重みを理解しましょう。
最初から終わるとわかっていたはずだったと言ったね!だから、自分で終わらせる必要なんてないんだ!そのことについて一度立ち止まってじっくり考えるべきだ!
ぴよぴよ(さすが親分)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!