借金

任意整理で行える弁護士の積立金制度の仕組みとは

質問

任意整理で行える弁護士の積立金制度ってどういう仕組み?

答え

『積立金』は保証システムです。支払うはずだったお金が任意整理によって浮いたとき、その浮いたお金を弁護士に預けておき、適切なタイミングでそのお金を使ってもらいます。

 

どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!

ニワトリ

積立貯金みたいなものだね!弁護士にお金を預けておけば、任意整理における様々な支払いにそのお金を使ってくれるんだね!詳しく解説するね!

ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!

 

『積立金』は保証システム

弁護士や司法書士によっては、『積立金』といった保証システムのような制度を導入しています。これを利用することによって、様々なメリットが得られることになります。

 

借金

 

まず、

 

 

にあるように、弁護士や司法書士に依頼すると受任通知を債権者に送りますね。すると、債権者はもう取立て行為をすることができなくなります。すると、返済をしていた人がいた場合は、そのお金が浮きますね。また、弁護士等が介入した時点から、任意整理の交渉が終わるまでの一定期間は、債務者は借金の返済義務がありません。

 

つまり、その浮いたお金をプールしておき、その後弁護士報酬に充てていきます。それがこの『積立金』というシステムです。もちろんこれは、自分で保管しておくものではなく、弁護士や司法書士が保管するものなのですが、そこにもまたメリットはあります。あくまでもこれをメリットと考えるところが大事です。

 

デメリットと考える人は、『また借金をする可能性がある人』ですね。それくらいに考えた方がよさそうです。何しろ、私利私欲に支配され過ぎています。

 

弁護士の手元に置くよりも、自分の手元に置きたい

借金

 

と思う時点で、これはもう倫理感がおかしいか、認知の歪みがありますね。認知の歪みがあるからこそ借金をし、債務整理をすることになったという可能性が出てきます。そういう人が見るべきなのは以下の記事ですね。

 

 

債務整理の前にやるべきことがありそうです。

 

借金

任意整理ではお金がかかる場面がたくさんあるから、弁護士に預けておいて適切な場面で使った方がいいという場合があるよ!特に散在させる癖があるひとはそうだね!

ぴよぴよ(たしかに)!

この章のまとめ
  • 『積立金』は保証システム。

 

債務整理は単なる対症療法

そもそも、債務整理は『対症療法』ですからね。

対症療法

根本治療ではなく、応急処置のイメージ

 

バンドエイドを貼るようなものです。しかし癌はバンドエイドを貼っただけでは治りません。同じ考え方で、債務整理という対症療法をしたところで、本人に認知の歪みがあるならば、また同じようなことが起きてしまうことになり、それでは何の意味も無いんです。

 

借金

 

私は無宗教ですが、ブッダは言いました。

ブッダ

木をノコギリで切り倒しても、その根っこが強力なら再びニョキニョキ生えてくる。それに似て、君の心に巣食った欠乏感があまりに強力な呪いであるがゆえ、一時的に落ち着いても根は生きているから、すぐにまたニョキニョキと伸び、苦しくなり、『足りなく』なる。

 

つまり、枝ではなく根っこに目を向けることが問われています。もし、この『積立金』を弁護士や司法書士が管理するということに腹を立てるような人がいるなら、それは危険信号が出ていると自覚するべきでしょう。

 

借金

債務整理をすれば人格が変わるのではなく、心が変われば人格が変わるんだね!だから、債務整理をしても心が変わっていなければ、また同じ轍を踏むことになるよ!

ぴよぴよ(なるへそ)!

この章のまとめ
  • 債務整理は単なる対症療法。

 

お金を支払うのが債務者の義務

そもそも、例えば任意整理で過払い金が発覚し、それが返金された場合、そのお金は、

 

  • 弁護士費用
  • 債権者への返済金

 

に充てられることになり、その後、弁済原資金の確保をすることになります。

 

弁済原資金

今後弁済するために債務者が用意するお金

 

先ほどの過払い金と同じように、この弁済原資金の中から、弁護士費用等も捻出することになります。任意整理にもお金がかかりますからね。また、自己破産のように借金をチャラにできるわけではありませんから、整理後に各債権者に対する弁済の頭金などに使われることになります。これが普通の考え方なのです。

 

弁護士費用の相場に関しては以下の記事に書きましたが、

 

 

そもそも、お金のない人が債務整理をするわけですからね。あるなら支払いをしてしまえばいいわけです。しかし、弁護士費用を捻出しなければなりません。では、それをどこから払うか。

 

  • 家族や知人に借りる
  • 財産を売る
  • 法テラスを利用する

 

等、手段は様々ですが、しかし、別にこれらのことをせずとも任意整理は依頼できるわけです。

 

 

下記の記事に書きましたが、

 

 

任意整理は色々と敷居が低いのが人気の理由ですからね。また、

 

  • 分割払い対応
  • 着手金無料

 

等の入りやすい入口も用意されている場合があります。従って、最初から分割払い等を頼りに依頼する人が多いわけです。

 

お金がないからやっぱり任意整理をしよう。弁護士費用は分割払いできるみたいだから、まずは相談してみよう。

 

という考え方で、弁護士や司法書士に依頼するんですね。そこで、『積立金』が役に立つわけです。

 

お客様は、お金がないわけです。しかし、今後我々への報酬も、債権者への返済もしていかなければなりません。そこで、積立金を利用してお金をプールしておきましょう。そうすれば、浮いたお金を余計なことに使わず、各支払いを計画的に出来ますよ。

借金

 

ということなんですね。つまり、弁護士側にもメリットがあります。こうすることで、『債務者が支払えなくなった場合の保険をかける』ことができるし、『初期費用が用意できない人の任意整理も受けられる』んですね。

 

借金

このメリットまで考えると、積立金に対する嫌な印象はほとんどなくなってきたね!弁護士がお金をちょろまかすということはゼロではないけど、ほとんどの場合は安心していいよ!

ぴよぴよ(うーむ)!

この章のまとめ
  • 積立金があれば『債務者が支払えなくなった場合の保険をかける』ことができるし、『初期費用が用意できない人の任意整理も受けられる』。

 

様々なメリットがある積立金制度

先ほども言った様に、そもそも借金をして、返済に滞ってしまった人は、何か問題を抱えた人である可能性が高いんですね。以下の記事も参考にしてみましょう。

 

 

ここで考えられること、あるいは先ほどのブッダの『根っこと枝の原理』で考えたように、根っこに何か問題がある場合があります。そうなると、そういう人がもし臨時でお金を手にしてしまった場合、そのお金をきちんと計画的に各支払いに充てることができるでしょうか。

 

そういうことも考えると、この『弁護士等が管理する積立金』というシステムは、とても役に立つという事実が見えてくるはずですね。

 

また、説明したように、積立金とは『弁護士報酬の為にプールするお金』であり、『債権者への支払いの為にプールするお金』ではありません。しかし、積立金とは別で、弁護士に支払いをして、弁護士が債権者に代わりに支払う『送金代行』という方法をとることがあります。

 

その際、余分に1,000円ほどかかりますが、それは債権者への振込手数料も込みです。このやり方も、やはり先ほど考えたように、弁護士という自分の味方と一緒に返済していくことで、その味方に迷惑をかけてはいけない、というブレーキを手に入れることができるメリットがあります。

 

やはり借金癖がある人は精神的に弱い人が多いので、こうして自分の中にブレーキがあれば、

 

ちゃんと返済しよう

 

と思い留まることができるものです。また、それだけじゃなく、下記の記事で書いた様に、

 

 

は?支払っていませんよね?

 

などとすっとぼけるような債権者が現れることも防ぐことができます。弁護士に支払いを任せれば、そのようなトラブルを前始末することができるということですね。読むべきなのは以下の記事です。

 

 

もしお金の管理に自信がないなら、むしろ弁護士に積立金を作ってもらったり、介入してもらったりすることは、債務者にとってメリットであり、勉強となるのです。

 

借金

積立金と送金代行の二つが何を意味するかがわかったね!この二つを利用してみるのもいいよね!自己管理能力がないから債務整理をすることになったとも言えるからね!

ぴよぴよ(たしかに)!

この章のまとめ
  • 積立金とは『弁護士報酬の為にプールするお金』であり、『債権者への支払いの為にプールするお金』ではない。
  • 積立金とは別で、弁護士に支払いをして、弁護士が債権者に代わりに支払う『送金代行』という方法がある。

 

 

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