借金

家族・友人・同僚などに内緒で任意整理できる?

質問

家族・友人・同僚などに内緒で任意整理できる?

答え

できます。原則として、自分で言わない限り任意整理をすることが誰かに知られるということはありません。ただし、家族ほど近い人間関係であれば、演技力に問題があればばれてしまいますね。

 

どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!

ニワトリ

ばれずに行うってことは、演技をするってことだからね!やってるのにやってないふりをするっていう。だとしたら演技力が問われるよ!それ以外のことについては、詳しく解説するね!

ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!

 

任意整理は原則として人に知られることはない

家族や身内に内緒で任意整理は出来ます。まずはこれが基本的な考え方です。しかし、状況によってはばれてしまうこともあるので、一つ一つ考えていきましょう。

 

ばれる可能性があるのは?
  • 官報に掲載される
  • ブラックリストに登録される
  • 財産を処分する
  • 担保を差し押さえられる
  • 債権者に知人がいる
  • 保証人が存在する
  • 貸金返還請求訴訟を提起される
  • 銀行口座が使えなくなる
  • 自分から告白する

 

等の要因が関係するときです。そのうち、

 

  • 官報
  • ブラックリスト

 

というのは、掲載・登録されようがされまいがほぼ身内や同僚には関係ないことです。官報というのは政府発行の機関誌ですが、これを見る人はおろか、存在自体を知っている人がいないのが現実ですからね。

 

借金

任意整理をしても原則としては誰にも知られないよ!だけど、上記の内容に触れているとなると、ばれるね!例えば財産を差し押さえられたら、家族はさすがにわかるね!

ぴよぴよ(たしかに)!

この章のまとめ
  • 任意整理は原則として人に知られることはない。
  • 官報は存在自体を知っている人がいないのが現実。
  • ブラックリストも家族や同僚が見ることはない。

 

官報について

またそもそも、この官報に掲載されるの一部の債務整理のみです。債務整理は、

 

 

借金

 

とありますが、そのうち、

 

  • 特定調停
  • 個人再生
  • 自己破産

 

のみが、裁判所を介する債務整理です。このうち、

 

  • 個人再生
  • 自己破産

 

は官報に掲載されますが、それ以外の債務整理、

 

  • 任意整理
  • 特定調停

 

では官報に掲載されません。そしてそもそも官報の存在すら一般の人は知りません。

 

借金

 

 

借金

裁判所を通した債務整理が官報に掲載される、って覚えたいところなんだけど、特定調停をしても官報には掲載されないんだね!特定調停は裁判所を通した任意整理だからね!

ぴよ(ふむ)!

この章のまとめ
  • 官報に掲載される債務整理を確認する。

 

ブラックリストについて

ブラックリストに関しては以下の記事に書きましたが、

 

 

借金

 

そもそも『ブラックリスト』など存在しません。上記の記事にはクレジットカードの回収部門にて300人のオペレーターを指示し、年間2000億円の債権を回収する榎本まみの著書、『督促OL業務日誌 ちょっとためになるお金の話』から引用しましたが、今回は『借りた金で死なないための129ヶ条 借金力』から引用します。

そもそも、ブラックリストと呼ばれる公式なリストは存在しません。皆さんが勝手にそう呼んでいるだけの俗称にすぎません。わが国には、金融系の信用情報機関が、大きく分けて5つほどあります。

 

銀行系の『全国銀行個人信用情報センター(全銀協)』、クレジット系の『CIC』、消費者金融系の『全国信用情報センター連合会(全情連)』、業界横断型の『テラネット』、独立系の『CCB』の5つです。(※CCBは合併して、現在はJICCとなっている)

 

皆さんが金融機関で事故を起こしたときに『ブラックリスト』と呼んでいるのは、この5つの信用情報機関のいずれかに事故情報が載った時のことを差します。事故情報のなかにもいろいろなものが存在し、『自己破産』や『個人民事再生』と言った官報に載る情報も事故情報なら、弁護士が介入して金利を下げてもらうのも事故情報、何ヶ月か延滞するのも事故情報です。

 

これらの事故情報は、一括りに『ブラック』と称されるのではなく、もっと具体的に『○ヶ月延滞』とか、『弁護士介入、和解ののち完済』とか、詳細がわかるようになっています。

 

この個人信用情報は、誰でもやすやすと閲覧(照会)できるものではありません。照会できるのは、『その信用情報機関に加盟している業者』で、かつ『あなた(本人)が許可した相手』だけです。照会の際は厳しいチェックを強いられるので、自分がブラックになったら職場や近所の人に知られると思うのは大間違いなのです。

 

ということで、自分がブラックになったら職場や近所の人に知られると思うのは大間違いなわけですね。

 

 

 

借金

官報もブラックリストも、掲載されても別に大して生活に影響はないってことだね!家族も含めた一般の人にばれることはほとんどないんだ!

ぴよぴよ(なるへそ)!

この章のまとめ
  • ブラックリストなるものは存在しない。
  • 自分がブラックになったら職場や近所の人に知られると思うのは大間違い。

 

財産を処分する

また、財産を処分するということですが、借金を返済するときに、財産を処分するとなるとその財産を共有している家族にばれてしまう可能性が高いですね。車や家等、売ってしまったらすぐにわかるような財産は尚のことですね。

 

しかし、任意整理というのは財産を処分する必要のない債務整理です。そして、個人再生も同じことです。財産を処分することを強制されるのは『自己破産』のみですので、その他の債務整理をしても財産を強制的に処分する必要はないので、任意整理と財産処分は結びつきません。自己破産になると、

 

  • 99万円以下の現金
  • 換価20万円以下の財産
  • 生活に必要最低限の家財道具

 

以外は処分されてしまいます。

 

自己破産

 

もちろん、任意整理をした人でも、途中で財産を売って、その理由を家族に問われたときにそれがきっかけでばれるということはあります。それはまあ、債務整理をする前の状態にある人でも同じことですね。

 

そもそも、借金自体がばれていない状況がそこにあるのでしょうか。

 

  • 借金がばれたくない
  • 任意整理がばれたくない

 

様々な状況があると思いますが、任意整理が直接的に家族や知人、同僚らにばれる原因となるわけではないということですね。

 

担保を差し押さえられる

 

担保というのは、

 

  • 給料
  • 自動車
  • 住宅

 

とあります。あらかじめ給料を差し押さえられている場合は、任意整理をしようとしても、債権者が任意整理を断る可能性があります。

 

任意整理をするよりも、この差し押さえている給料から回収した方が良い。

借金

 

ということで、拒否されるんですね。そうなった場合、給料を出している会社の人に借金や債務整理について知られてしまうことになるでしょう。

 

また、自動車ローンと住宅ローンは、普通、任意整理の際に対象から外します。詳細は下記の記事に書きました。

 

借金

 

 

しかし、もしこれらの債務を対象から外さず、任意整理をしたとします。すると、債権者は給料のケースと同じように、これらの担保物件を引き揚げ、それを売却してお金に換え、借金の返済に充てます。

 

  • 自動車ローン=所有権留保
  • 住宅ローン=抵当権

 

によって、その権利がありますからね。そうなると、先ほど考えた『財産を売って家族にばれる』というケース同様、家族に知られてしまうことになりますね。

 

借金

財産を売るとさすがにばれることがあるよね!特に共有している車や家なんかは間違いなくそうだね!給料なんかでも伴侶にはばれてしまう可能性があるよ1

ぴよぴよ(うーむ)!

この章のまとめ
  • 財産を処分するとなるとその財産を共有している家族にばれてしまう可能性が高い。
  • 任意整理というのは財産を処分する必要のない債務整理。

 

債権者に知人がいる

この場合は当然知られてしまいますね。『知人が債権者であり、その知人からの債務を任意整理すれば、その知人に任意整理したことは知られる』わけですね。その知人に任意整理の和解案を提案するわけですから、むしろ『知ってもらいたい』んですよね。

 

借金

これはもうばれるというよりも、任意整理を提案してその人に『知ってもらいたい』わけだね!今から任意整理をするよってね!

ぴよぴよ(たしかに)!

この章のまとめ
  • 債権者に知人がいるなら当然ばれる。

 

保証人が存在する

これは、保証人が家族や知人だった場合、知られてしまいます。任意整理をしても、保証人の責任はそのまま残り続けますので、例えば利息をカットしてもらったとしても、そのカットした分は保証人に請求されます。

 

借金

 

『あなたを借金返済から解放する方法』にはこうあります。

本人が任意整理すれば、保証人の支払い義務も減額されますか?

 

任意整理の手続きによって、借金の額が減額したとしても、当然には保証人に影響しません。保証人の責任は変わらず、債権者は保証人に請求してくることになります。保証人がいる場合は事前にしっかりと説明し、場合によっては一緒に任意整理、またはその他の債務整理の手続きをとることも考えなければなりません。

 

これは自己破産の場合も同じですね。

 

 

自己破産の場合は、連帯保証人も一緒に自己破産をしなければならない場合があります。

 

 

借金

保証人がいた場合、任意整理をするとその保証人にばれてしまうことになるよ!だからその保証人が知られたくない人だった場合は、任意整理をすることはできないね!

ぴよぴよ(うーむ)!

この章のまとめ
  • 保証人がいる場合は、利息をカットしてもらったとしても、そのカットした分は保証人に請求される。

 

貸金返還請求訴訟を提起される

もし貸金返還請求訴訟が提起されると、裁判所から自宅に訴状が届きます。貸金業者は、弁護士等から受任通知が送付されると、債務者から取り立てをすることはできなくなりますが、債務者に対して借金の返還を求める訴訟、つまり貸金返還請求訴訟を提起することはできます。そのため、同居の家族の方などには、その訴状を見られてしまう可能性があります。

 

借金

 

借金

訴状に限らず、家に何か通知が届くような手続きは、往々にして家族にばれてしまう可能性があるよ!裁判所を通した手続きのほとんどがそうして家に通知を届けるから注意だね!

ぴよぴよ(なるへそ)!

この章のまとめ
  • 貸金返還請求訴訟が提起されると、裁判所から自宅に訴状が届き、ばれる。

 

銀行口座が使えなくなる

もし債権者に銀行系のカードローンがあった場合、それを任意整理すると和解契約が成立するまでその銀行の口座が使えなくなります。すると公共料金の支払いやその他支払が出来なくなり、家族がその口座を利用しているとそこでばれてしまう可能性があります。

 

借金

 

借金

銀行口座は通帳記帳なんかもするし、いろいろと明細が残るからね!そういう意味でも、証拠が残っちゃうということになる!

ぴよぴよ(なる)!

この章のまとめ
  • 債権者に銀行系のカードローンがあった場合、それを任意整理すると和解契約が成立するまでその銀行の口座が使えなくなる。

 

自分から告白する

これはもう説明不要ですね。自分から告白すれば、任意整理だろうが何だろうがばれます。というか、家族に内緒で債務整理をするという状況自体があまり好ましくありません。そこにあるのがどんな考え方なのかはわかりませんが、もしかしたらそこにある『認知の歪み』が、借金、そして債務整理(金融事故)という歪んだ結果を生んだのかもしれません。

 

読むべきなのは以下の記事です。

 

 

任意整理の前に一度自分の心と向き合って、真剣に人生を再考しましょう。

 

借金

今回のテーマはばれないようにってことだけどね!まあ人にはそれぞれ理由があるから、身内はいいけど会社はまずいとかね!でも、隠し事は体に良くないよ!

ぴよぴよ(よくないよ)!

この章のまとめ
  • もしかしたら『家族に内緒にしたい』という『認知の歪み』が、借金、そして債務整理(金融事故)という歪んだ結果を生んだのかもしれない。

 

 

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