借金

ギャンブル依存症の実態。債務整理は単なる『応急処置』

質問

借金をしているんだけど、ギャンブルと浪費がやめられない。このままだと破産する?

答え

する可能性はあります。しかし、ギャンブルと浪費が原因で作られた借金は、自己破産が認められていません。したがって、『破産すらできない』という結果になる可能性もあります。早い段階で借金を債務整理することが推奨されます。

 

どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!

ニワトリ

自己破産は原則、ギャンブルや浪費で作られた借金は免責不許可自由だからね!だけど他の債務整理なら大丈夫だよ!詳しく解説するね!

ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!

 

男はギャンブルや酒、女は買い物に走る傾向がある

一般的に男はギャンブルや酒、女は買い物に走る傾向があるといわれています。しかしこれは『傾向がある』というだけで、女性にもギャンブルや酒に依存する人はいるし、男にも買い物に走る人はいます。私の知り合いの女性にも『アルコール依存』がいましたし、絶対にこういう結果になるとは言い切れません。

 

借金

 

ただ、知り合いの男性に『買い物依存』はいませんし、知り合いの女性に『ギャンブル依存』はいませんので、確かにそう考えると、この傾向は大体当たっていると言えるかもしれません。

 

また、借金をする人は、性別で考えてみると、男性の方が多い傾向にあります。つまり男性は、

 

男性が依存しやすいこと
  • ギャンブル
  • 借金

 

のいずれにも走りやすい傾向がありますね。女性が依存しやすいものはというと、

 

女性が依存しやすいこと
  • 買い物
  • スイーツ
  • 麻薬

 

として、実は麻薬がここに入ってくることになります。

 

借金

 

借金

あくまでその傾向があるってだけだけどね!確かにそういう傾向はあるよね!お互いの性格、特性の違いがそういう結果の差異につながるのかね!

ぴよぴよ(うーむ)!

この章のまとめ
  • 男はギャンブルや酒、女は買い物に走る傾向がある。

 

女性の犯罪者のほとんどは薬物乱用

いやもちろん、男性にも麻薬依存症は入ります。ニュースを騒がせる有名人の多くは、男性ですね。しかし下記の記事に書いた様に、実は女性の犯罪者のほとんどは、薬物乱用だという事実があります。

 

借金

 

 

下記は、平成15年の『新受刑者の割合』です。

⑤罪名については,覚せい剤取締法違反の増加が顕著である。平成15年の男子新受刑者の20.6%,女子新受刑者の38.0%が覚せい剤取締法違反である(昭和48年は男子の3.8%,女子の5.1%)。 引用 日本刑事政策研究会

 

続いて、下記は、平成19年の『新受刑者の割合』です。

平成19年における新受刑者の罪名別構成比を,男女別に高いものから見ると,男子では,窃盗が31.5%と最も高く,次いで,覚せい剤取締法違反(19.0%),詐欺(7.6%),道路交通法違反(6.2%),傷害(5.8%)の順であり,女子では,覚せい剤取締法違反が34.0%と最も高く,次いで,窃盗(33.5%),詐欺(7.3%),入管法違反(3.5%),殺人(3.4%)の順であった(CD-ROM資料2-6参照)。

 

男子では,窃盗,次いで,覚せい剤取締法違反という順位は,平成10年以降変わらない。女子では,昭和53年以降,覚せい剤取締法違反が第1位を占めている。

 

借金

借金

 

女性がスイーツやプレゼントが大好きな理由は、脳内に報酬系物質が放出されるからだと考えることができます。そして麻薬というものは、脳内にその報酬系物質が短期的に、しかし異常なほど放出されますから、女性はその報酬系物質に依存しやすいのかもしれません。

 

借金

 

基本的に原始時代から、男は女にプレゼントをあげて満足し、女は男からプレゼントをもらって満足していた、という傾向がありました。これが現在の男女の脳にも影響していて、男性よりも女性の方が『報酬は、他からもらうもの』とう考え方になりやすくなっていて、それが麻薬依存への繋がっている、という解釈もできそうです。

 

男は『報酬は、自分から作り出すもの』という流れがあったことから、主体的な人間が多い、と分析することもできます。もちろん確実ではありませんが、私も長い間このテーマについて考えてきて、色々な情報をまとめていくうちに、そういう考えに達している今日この頃であります。

 

借金

とにかく言えるのは、女性の犯罪者のほとんどは薬物乱用だという事実だね!まあ、力がないから傷害をせず、力があったら暴力をはたらいて傷害も増えたのかもしれないけど!

ぴよぴよ(うーむ)!

この章のまとめ
  • 女性の犯罪者のほとんどは薬物乱用。

 

ギャンブルと浪費で破産する人の割合

男女の傾向が何となくわかりました。しかし下記の記事に書いた様に、

 

 

自己破産をする性別の割合は、男女でほぼ『5:5』であると分析できます。

 

自己破産

 

借金をするのは男性の方が多く、自己破産をするのは女性の方が多いということは、結果的に『女性の方が自己破産をする可能性が高い』ということを意味しています。

 

ただ、日本弁護士連合会の2014年「破産事件及び個人再生事件記録調査」によると、ギャンブルが原因で自己破産した人は3.87%、浪費や遊興費が原因で自己破産した人は5.97%だというデータが出ています。

 

 

ギャンブルと浪費、二つ合わせても10%にも満たないということで、実際にはこうした自堕落な生活態度が理由で自己破産する人はほとんどいないという分析が出来ます。

 

借金

意外と5:5なんだね!また、ギャンブルと浪費が原因での破産は、1割もないんだ!まあでもこのあたりは数字のマジックが働いている可能性もあるしね!

ぴよぴよ(たしかに)!

この章のまとめ
  • 自己破産をする性別の割合は、男女でほぼ『5:5』。
  • 自己破産の原因はギャンブルと浪費、二つ合わせても10%にも満たない。

 

浪費やギャンブルは自己破産の免責不許可事由

ただし、忘れてはならないのは下記の内容です。

 

 

そもそも、浪費やギャンブルは自己破産の免責不許可事由に該当するのです。今上に記載したデータは、『結果的にそれが原因で自己破産をした人の数』ですから、裁量免責で免責が認められたということを考えても、むしろ10%は多い方なのではないでしょうか。

 

 

債務整理には、

 

借金

 

とあります。このうち自己破産については今言った通りです。裁量免責によって浪費やギャンブルでの破産が認められることはありますが、原則としては認められないということになっています。

 

 

借金

裁量免責っていうのは裁判官の独断だね!『まあいいだろう』ってことで、許されることもあるよ!だけど基本はダメ!ダメなのに1割もあるってことは、むしろ多いのかな?

ぴよぴよ(これが数字のマジック)!

この章のまとめ
  • 浪費やギャンブルは自己破産の免責不許可事由。

 

ギャンブル依存症に適した債務整理とは

過払い請求に関しては、債務整理だと考えない場合があります。事実、過払い請求だけは行っても信用情報機関にブラック登録されません。

 

 

『自分のお金を返してもらう』だけですから、あまり今回のテーマには関係ありませんね。また、2017年以降はどんどん過払い金はなくなっていきますから、いずれ債務整理の選択肢の中から消えることも予測されます。

 

そうなると残るのは、

 

  • 任意整理
  • 特定調停
  • 個人再生

 

です。この三つの債務整理は、借金の原因が浪費だろうがギャンブルだろうが関係ありません。従って、もし浪費やギャンブルが原因で作ってしまった借金を債務整理したい場合は、これらのうちのいずれかを選ぶといいかもしれませんね。

 

 

借金

自己破産になると認められないこともあるから、早めにこのうちのいずれかの債務整理をするっていう選択肢があるよ!何事も早めにしないとね!『前始末』さ!

ぴよぴよ(下記の記事っすね)!

この章のまとめ
  • ギャンブルと浪費が原因での借金は、任意整理、特定調停、個人再生を検討する。

 

ただ、債務整理は単なる『応急処置』です。癌にバンドエイドを貼っても、癌の治療にはなりません。目を向けるべきなのは、もっともっと深い根っこにあります。

 

借金

 

私は無宗教ですが、ブッダは言いました。

ブッダ

木をノコギリで切り倒しても、その根っこが強力なら再びニョキニョキ生えてくる。それに似て、君の心に巣食った欠乏感があまりに強力な呪いであるがゆえ、一時的に落ち着いても根は生きているから、すぐにまたニョキニョキと伸び、苦しくなり、『足りなく』なる。

 

この決定的な事実から目をそらさないことが、強さです。

 

報酬系物質の話はしました。浪費やギャンブルをしている時、アルコールや麻薬を摂取しているとき、脳内に放出されているのは、報酬系物質です。この報酬系物質には依存性があります。

 

報酬系物質の代表的な物質と言えば、『ドーパミン』ですが、ボタンを押すとドーパミンを放出させる装置をつくると、ネズミは食事や水を飲むのも忘れて、ひたすら自分の脳を刺激し続けます(自己刺激行動)。

 

借金

 

『大人のための図鑑 脳と心のしくみ』にはこうあります。

ヒトには、良くないとわかっていても、なかなかやめられないものがある。酒、たばこ、ギャンブルなど、やめられないものはヒトによってさまざまだが、どうしてもやめられないものができてしまう背景には、脳の働き、特に、神経伝達物質であるドーパミンの存在がある。

 

(中略)

 

ギャンブルなどのリスクの高い行動がやめられない場合も、リスクをとることに報酬系が強く刺激されるためだといわれる。

 

(中略)

 

ラットだけでなく、ヒトでも同じことが起こる。つまり報酬系を刺激する術を知ってしまうと、動物はその誘惑に抵抗できなくなり、快感を得るためにひたすらその行動をしてしまう。たとえその行動で自分の生活が破たんするとわかっていても、簡単にやめることができないのだ。

 

この事実を受けた後、見るべきなのは以下の記事です。

 

 

この記事の背景にいるのは、この世を生きたて名を残した、稀代の偉人たちです。

 

借金

報酬系物質の力はすごいよ!支配力と言ってもいいかもしれない!このネズミの例を考えてもわかるように、人間にも同じように強い作用をもたらすね!

ぴよぴよ(うーむ)!

この章のまとめ
  • 債務整理は単なる『応急処置』。
  • ギャンブルなどのリスクの高い行動がやめられないのは、リスクをとることに報酬系が強く刺激されるため。

 

 

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