借金

連帯保証人や身元保証人を頼まれた場合の対処法とは?

質問

連帯保証人や身元保証人を頼まれた場合の対処法は?

 

答え

連帯保証人はほぼ債務者に等しいんです。ですから、それを頼むその人の人間性をまず疑うべきですね。友人だったら人をトラブルに巻き込みません。

 

まあそうはいっても、『仕方なかった』といって、人間は様々なトラブルを生み出すものです。しかし、とにかく保証人というのはそう軽々しくなるものではありません。それを断固として覚えておくことで、対処法は見えてくるかもしれません。

 

 

どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!

ニワトリ

頼まれたら断る勇気も大切だね!それによって友人を失うかもしれないけど、もしかしたらその人は最初から『友人』ではなかったのかもしれない。詳しく解説するね!

ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!

 

 

連帯保証人はほぼ債務者に等しい

 

借金

連帯保証人や身元保証人を頼まれたらどうすればいいでしょうか。まず見るべきなのは以下の記事です。

 

担保?物的担保?抵当権ってなに?保証と根保証と連帯保証の違いは?

 

友人に『名前だけ書く軽い保証人になってくれ』と頼まれたら

 

連帯保証人が死亡した場合、または死亡した人の連帯保証人になっていた場合のお金の問題は?

 

 

この記事を見れば、連帯保証人がどれだけ重い責任であるかということがわかるでしょう。更に以下の記事を見てみましょう。

 

自己破産をすれば(連帯)保証人の責任も無くなる?騙された場合は?

 

個人再生をすると連帯保証人はどうなる?同じように借金は減額される?

 

 

ここまで見た段階で、まだ連帯保証人になるつもりであるならば、そこにはもう断固とした覚悟があるということになりますね。それであれば誰も文句は言わないでしょう。むしろ、保証人になってくれたということで、そこにいる債務者はとても喜びます。

 

また、債務者だけでなく、債権者も喜びますね。債務者が支払えなくなった場合、連帯保証人であるあなたから回収すればいいのですから。保険がかけられるわけですから、喜ばないわけないですね。

 

連帯保証人というのは、ほぼ債務者なのです。ですから、債権者はもう債務者でなくて、連帯保証人にいきなり請求をしてもいいんです。それだけ重い責任が連帯保証人です。それをもう一度よく理解しましょう。

 

 

借金

連帯保証人は保証人よりも重いよ!ほぼ債務者に等しいんだ!それを何度でも頭に焼き付けよう!債務者が逃げたら一巻の終わりだよ!

ぴよぴよ(うーむ)!

 

 

この章のまとめ
  • 連帯保証人はほぼ債務者に等しい。

 

 

保証人の権利は連帯保証人は持っていない

 

『保証人』にも権利があります。それが、

 

  • 催告の抗弁権
  • 検索の抗弁権
  • 分別の利益

 

です。詳しくは下記の記事に書きました。

 

連帯保証人になったから支払った。そのお金の請求は誰に出来る?

 

保証人と連帯保証人の違いは?保証人への請求と求償権について

 

 

しかし、これらはあくまでも『保証人』の話であって、『連帯保証人』の権利じゃないんです。連帯保証人というのはここで挙げた権利を所有していません。連帯保証人は重い責任です。それを何度でも再確認しましょう。

 

借金

 

上記の記事にも書きましたが、『借りた金で死なないための129ヶ条 借金力』にはこうあります。

連帯保証人と保証人と身元保証人はまったく違う!

 

法律上、わが国では保証人を3種類に分類することができます。一つが『身元保証人』。これはおもに就職の身元保証などに使われるものです。その責任の範囲は被用者の使用者に対する職務に関係のある範囲での行為責任であり、その責任を負う期間も原則3年以内と決まっています。保証人の中での比較的安全な部類に入ります。

 

つぎに『保証人』があります。これは身元保証人よりは厳しく、連帯保証人よりはゆるいものです。おもに債務保証に使われるものですが、なぜか連帯保証よりも普及していません。連帯保証と違い、債務者が支払不能であるとはっきりするまでは請求されず、複数保証人がいた場合の割り振りもはっきりしていますので、『いきなり全額請求』ということはありません。請求される順番がハッキリしています(法律用語で『検索の抗弁』、『催告の抗弁権』、『分別の利益』という)。

 

最後に『連帯保証人』です。これが最も普及しています。ただの『保証人』と違い、債務者が支払不能であるとはっきりしなくても(=ちょっとした延滞だけでも)いきなり全額請求される恐れがあります。複数の保証人がいても割り振りがなく、誰か1人が集中攻撃で取立てを受けても文句を言えません。専門的な言い方をすれば、『検索の抗弁権も催告の抗弁権も分別の利益もない!』ということになります。これはもう、主債務者とほぼ同じ責任を負った人質と言ってもいいでしょう。

 

連帯保証人の重みを何度でも再確認しましょう。

 

 

借金

つまり保証人には、債務者に先に支払うよう主張したりできるけど、連帯保証人はそれができないんだ!

ぴよぴよ(うーむ)!

 

 

この章のまとめ
  • 保証人の権利は連帯保証人は持っていない。

 

 

身元保証に関する法律

 

また、身元保証人ですが、身元保証に関する法律にはこうあります。

 

第1条 引受、保証その他どのような名称であっても、期間を定めずに被用者の行為によって使用者の受ける損害を賠償することを約束する身元保証契約は、その成立の日より三年間その効力を有する。但し、商工業見習者の身元保証契約については、これを五年とする

 

第2条 身元保証契約の期間は、五年を超えることはできない。もしこれより長い期間を定めたときは、これを五年に短縮する

身元保証契約は、これを更新することができる。但し、その期間は、更新のときより五年を超えることはできない

 

第3条 使用者は、左の場合においては、遅滞なく身元保証人に通知しなければならない

被用者に業務上不適任または不誠実な事跡があって、このために身元保証人の責任の問題を引き起こすおそれがあることを知ったとき

被用者の任務または任地を変更し、このために身元保証人の責任を加えて重くし、またはその監督を困難にするとき

 

第4条 身元保証人は、前条の通知を受けたときは、将来に向けて契約の解除をすることができる。身元保証人自らが、前条第一号及び第二条の事実があることを知ったときも同じである

 

第5条 裁判所は、身元保証人の損害賠償の責任及びその金額を定めるとき、被用者の監督に関する使用者の過失の有無、身元保証人が身元保証をするに至った事由及びそれをするときにした注意の程度、被用者の任務または身上の変化その他一切の事情をあれこれ照らし合わせて取捨する

 

第6条 本法の規定に反する特約で身元保証人に不利益なものは、すべてこれを無効とする

 

先ほどの参考書にも『保証人の中での比較的安全な部類に入ります』とありますが、それはこうして法律で制限を定めているからです。

 

 

借金

身元保証人は通常の保証人と違って金額に定めがないんだ!だから範囲が広すぎるんで、こうして法律で制限をかけているんだね!

ぴよぴよ(なるへそ)!

 

 

この章のまとめ
  • 身元保証人は制限がないので、法律で制限を定めている。

 

 

身元保証人は『連帯保証人よりは』安全

 

身元保証人というのは通常の保証人と違って、金額に定めがありません。ですから、あまりにも範囲が広すぎるということで、身元保証人が著しい損害を被らないように、責任を負う期間も原則3年以内だったり、最大でも5年を超えることができなかったりして、規制をかけています。従って、『逆に安全になっている』という考え方になるわけですね。

 

しかし、そうは言っても『連帯保証人よりは』ということにすぎません。3年以内に対象者が支払不能になったら、支払い義務は身元保証人に移りますからね。そう考えたら、保証人だろうが、身元保証人だろうが、連帯保証人だろうが、結局は安易になるものではありません。

 

特に、連帯保証人は明らかに重さが違います。この記事にある情報を全て熟読し、『保証人とは何か』ということについての知識を深めましょう。その後で保証人になるかどうかを考えても遅くはありません。

 

借金

 

 

借金

身元保証人も保証人も連帯保証人も全部『保証人』の大枠だけど、連帯保証人だけちょっと異次元だよ!

ぴよぴよ(うーむ)!

 

 

この章のまとめ
  • 身元保証人は『連帯保証人よりは』安全。

 

 

本当の友人とは

 

というか、そこまで重い責任をこちらに頼んでくる人間が、ほんとに自分の友人なのか考えるべきですね。以前、私の中学時代の旧友が、私の友人に『ねずみ講』の話を持ち掛けました。なんと、同じ中学で、そういう人が私の知っているだけで二人もいましたね。しかも同級生に。

 

借金

男性と女性でした。しかもその二人は、中学時代、普通の学生でした。何の落ち度もない、しかし確かに、これといって優秀でもない、といったタイプだったでしょうか。男性の方は私もよく知っていた人だったので、驚きました。

 

それだけではありません。私も直接、一つ上の年齢の女性に『20万円もする美顔器』を売りつけられそうになったことがあります。私が彼女に高級ディナーをごちそうしたことが原因で、私から『金を絞り取ってやろう』とでも思ったのでしょうか。

 

当然私はそんな手に引っかかる人間ではないので、彼女との縁はそこで切れました。しかし、ここで出てきた登場人物は皆、お金に困っていた。だから『知り合いの少しお金に余裕がありそうな人』に声をかけ、自分が利益を得られそうな話に持っていこうとしたんですね。

 

見るべきなのは以下の記事です。

 

本当の友人とは。

 

どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。

 

真の礼儀とは。

 

 

これは、保証人を頼む人、頼まれる人、その両方が見るべき記事ですね。それを見て熟考したうえで、それでもなお保証人を依頼し、そしてそれを引き受けるというのであれば、そこにはもう断固とした覚悟があります。そうなれば誰も意見をすることはないでしょう。

 

しかし、熟考していないのであれば、まずするべきなのは熟考であるということを何度でも再確認しましょう。

 

 

借金

友人というのは人をトラブルに巻き込まないよ!むしろそうならないように努めるものなんだ!だからこれを機に、友人という概念について、再考できるね!

ぴよぴよ(うーむ)!

 

 

この章のまとめ
  • 本当の友人とはなにかを再確認する。

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