自殺をすれば自分が負った借金は帳消しになる?
借金が帳消しになるのではなく、自分がこの世から消えるだけです。死に方によっては、借金はこの世に残ります。そして、死ぬ覚悟をしたのなら、他にやることがまだあります。
今回はテーマがテーマなだけに、厳粛な感じでいくよ。自殺をして保険金を手に入れようとか、遺族に迷惑かけないようにしようとか、色々考えるだろうけど、まずはこれを確認してみよう。
ぴよぴよ(大丈夫っす、大丈夫っす)!
いっそ自殺した方がマシだ。そう考えるほどつらく苦しい日々を送る人もいるでしょう。しかし、死ぬ前に一度これらについて考えてみたって、損はしません。
- 1)自殺では保険金は入ってこない
自殺することは絶対原則としてダメだが、どうせ死ぬなら、せめてその命と引き換えに価値を残したい。
- 2)遺族に借金が相続される
『相続放棄』によって遺産も借金も放棄できるが、実は家族の知らない間に誰かの連帯保証人になっていれば、ある日突然その返済を求める請求が来ることがある。
- 3)死んだ後の処理で余計なお金がかかる
電車に飛び込めば鉄道会社から数百万円の請求が来て、家で首を吊れば家の価値が下がって資産価値に影響を及ぼす。死んでも尚迷惑をかけることになる。
- 4)死んだ後、遺族の精神に深い傷をつける
何より考えなければならないのはこれだ。精神的、経済的、何から何まで負担をかけてしまうのだ。どうせ死を覚悟したなら、最後に死ぬつもりで努力すればいいのだ。
この世に『死んだ方がいい人』などいません。いるのは『死ぬことを望む無知な人』だけです。
借金で苦しんだとき、いっそのこと死んだ方がマシっていうときがあるよね。でも、大丈夫。死ぬ覚悟をするということは、実はものすごいエネルギーなんだ。そんなエネルギーを捻出できる人に、まだやれることはあるよ。
ぴよぴよ(大丈夫っす、大丈夫っす)!
ものしりニワトリ(親分)と、ヒヨこぶん(子分)です。