借金の支払いをつい優先して、家賃滞納をしてしまいそうなんだけど、滞納したらどうなるの?
督促が来て、遅延損害金を請求されます。応じなければ、内容証明便にて訴えられ、最後には訴訟を起こされ、強制退去となります。連帯保証人がいる場合は、連帯保証人に丸々同じ負担がいきます。
引っ越してから気づくんだよね!家賃の高さに!家賃がなければ、正直収入の半分は浮くもんね!家賃や水道光熱費、電話代なんかの基本的な出費さえなければもっと余裕が出るよね!
ぴよぴよ(たしかに)!
なんか、それを払う為だけに生きてる、みたいな。とにかくここでは、家賃滞納をするとどうなるか、詳しく解説するよ!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
家賃の滞納について
一人暮らしをしている人の中には、借金などがかさみ、家賃滞納に陥っている人もいるかもしれません。家賃を滞納してしまうと、
を受けることもありますので注意してください。家賃の額にもよりますが、あまり高いと返済不能になる可能性があります。
一人で暮らしていると毎日の生活費を始め、多くのお金が必要になります。そのような状態であれば、毎月の家賃が支払えない状況に陥ることもあるかもしれません。
そしてマンションやアパートで一人で暮らしている人の中には、カードローンやクレジットカードなどの請求を優先して、 にしている人もいるようです。しかし家賃を滞納してしまうと、様々なリスクが伴いますので注意してください。住宅は毎日の生活のための基本になるものですので、滞納することなく毎月支払うようにしましょう。
家賃を後回しにするっていう人間心理は、やっぱり『実家暮らし』が影響しているだろうね!『元々無料だったのに、家賃で急に給料の半分持ってかれる』とか、わけわからないもんね!
ぴよぴよ(本当っすね)!
特に東京に住んでいる人は、世界で見てもトップクラスの家賃を支払うことになるね!でも、家賃を払うっていうことは、大原則として必要なことなんだ!
ぴよぴよ(高いっす親分、東京とか、マジ家賃高いっす)!
家賃額の妥当性
現在毎月の家賃の支払いに困っている方は、今借りている建物の
を行ってみるのも良いかもしれません。家賃が支払えない場合、自分の生活能力を超えた部屋を借りている可能性があります。
例えば単身で暮らしている女性の場合、下記等の様々な点にこだわり過ぎて、
を借りていることが多いようです。
最初は今の収入でも十分支払えると思っていても、外食が増えたり、他の費用が予想以上に増えたりして、家賃まで手が回らなくなることがあります。
また不景気などの影響で給料が下がったり、ボーナスが出なかったりなど、様々な要因で収入が減ってしまうこともあります。収入が減ってしまうと、家賃の負担がとても大きくなります。そのため、マンションやアパートで一人で暮らす時は、実際の家賃額が適切なのか
ことが大切です。
妥当な家賃としては、
が目安といわれています。例えば給料が、
- 30万円の場合は10万円
- 20万円の場合は6万円
前後が妥当な額です。会社からもらう給料明細などを見て、現在の家賃額を計算してみてください。家賃の支払いに困っている人の多くは、妥当な金額を上回っていることが多いようです。
給料から見る妥当な家賃
40万円の場合 | 30万円の場合 | 20万円の場合 |
---|---|---|
¥13万 | ¥10万 | ¥6万 |
このようにマンションやアパートを賃貸する時、家賃額の目安となるのが現在の所得です。住宅の種類は色々ありますが、その中には自分がどうしても住みたい住宅の家賃が、月収の3分の1を超えることもあるでしょう。その場合は滞納にならないよう、アルバイトをしたり仕送りしてもらうなどして収入を増やすことが大切です。
当初の計画に反して支出が増え、家賃を支払えなくなると様々なことが起こります。次はその点について紹介します。
だから『半分』じゃとても生活できないから『3分の1』にしたいね!でもこれも東京に住む人は他の地域と比べると各段にハードルが高くなるよ!6万円じゃ都心に住むことはおろか、まともなマンションに引っ越すこともほぼ不可能だからね!
ぴよぴよ(うーむ)!
大体、東京の下町と、地方都市の家賃相場が一緒だよ!札幌、仙台、福岡なんかのね!東京の都心の家賃の高さがわかるよね!
ぴよぴよ(ちょっと馬鹿馬鹿しいくらいっす)!
家賃を滞納すると1
一人で暮らしている人の中には、家賃を支払えなくなり、そのまま滞納する人も少なくありません。そのまま滞納していると、次のようなことが起こります。
家賃の滞納があると、自宅に電話や手紙での催促が届きます。電話や手による督促では、今まで家賃の未払い状況を説明し、支払い可能な日を確認します。電話や手紙などによる督促を無視することなく、約束期日までは支払いが完了すれば特に問題になることはありません。
また不動産会社の中には、
などの規定があるところもありますので注意してください。遅延金や延滞金などがあれば、請求額が増えることがあります。
そして電話による督促をそのまま無視していると、次は
が届くようになります。電話や督促状などをそのまま無視していると、次は不動産会社の担当者が自宅を訪問します。不動産会社の担当者が来た時点で、支払う人も結構多いようです。
担当者の訪問は、主として滞納常習者に対してよく行われています。何度も家賃を滞納してしまうと、電話や督促状を送ることなく訪問する場合もあるようです。
まず、遅延金や延滞金が請求されるようになり、次に督促状が届くようになるよ!更にそれを無視すると、今度は不動産業者の人が自宅を訪ねて来るってことになるね!
ぴよぴよ(プレッシャーっす)!
どんどん心理的プレッシャーが重くなってくるイメージだね!それで、自宅に業者が訪ねて来ると、観念して払う人が多くなるのが相場だね!
ぴよぴよ(でも、お金がない人は大変っす)!
家賃を滞納すると2
担当者が訪問しても支払う意思がない時は、次は
による家賃請求が始まります。数ヶ月滞納の状態が続くと、借主の自宅に内容証明郵便による請求書が届きます。この場合、 に対しても同時に送付されますので、家族や親戚などの身内にも滞納状態がバレてしまいます。
マンションやアパートの賃貸契約を行う時は保証人が必要ですが、家賃の滞納があった時は保証人まで責任が行きますので注意してください。内容証明郵便が送られる重要性をしっかり考え、早めに対処することが大切です。
またこの場合は連帯保証人にも内容証明郵便が届きますので、この時点で連帯保証人から借主に連絡がいくこともあるでしょう。
ここまでの段階で大半の人たちが滞納した家賃を支払いますが、それでも応じない場合はいよいよ
になります。訴訟を起こして強制退去を求めます。自宅に届いた内容証明郵便の請求書を無視すると、正式な訴訟手続きが開始します。この場合、相手側の弁護士からも連絡があり、最終的には強制退去になります。
内容証明郵便が届いた時点で、結構状況はまずいと考えた方がいいね!これはなかなか届くようなものではないし、相手もなかなかの覚悟でそれを送っているから、もう秒読みで訴訟が近づいているって考えた方がいいね!ここに至るまでに何とか和解しておかないと、話がどんどんこじれるかも!
ぴよぴよ(怖いっす親分、俺、訴訟とか、マジ怖いっす)!
訴訟を提起され最終的に強制退去になると、住む場所を失い高い確率で職も失います。「職がないので部屋を借りることができない」、「住む場所がないので働けない」など、負のスパイラルにハマってしまう人も少なくありません。
上記の説明は、賃貸契約の時に連帯保証人を付した場合の例です。不動産会社が保証会社を介している場合は、保証会社側から直接法的措置を行い、最終的に強制退去になります。
さらにこの場合、
にもリストが掲載されますので大きなリスクになります。このように毎月の家賃を軽視して滞納してしまうと、さらなる大きなリスクを負ってしまうことになりますので注意してください。家賃を支払えない状態を放置し続けるのではなく、払えない場合は友人や家族などに相談してみるのも一つの方法です。
また借金額が膨らんで家賃の支払いまで目が行かない方は、
などの法律の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。弁護士や司法書士であれば、あなたに合った最適な方法をきっと提示してくれるはずです。借金の問題と家賃の滞納問題、両方とも一度に解決してくれるかもしれません。一人で悩まないで、まずは相談してみることをおすすめします。
連帯保証人がいる場合は、その人に大きな負担がいってしまうから、連帯保証人なんていうほぼ身代わりの保証人になってくれた人への恩返しも含めて、迷惑をかける前に自分でけじめつけるのが一番だね!
ぴよぴよ(たしかに)!
もし、それでも話がこじれてしまうようであれば、弁護士や司法書士に依頼するのがいいよ!そういうときの彼ら専門家だからね!
ぴよぴよ(一人で悩んでばかりじゃ意味ないっす)!
それでも家賃が支払えない時は
家賃を滞納するリスクは十分理解できても、それでも支払えない人もいます。家賃が支払えないということは、最終的には自分の住む場所が無くなることを意味します。将来のことを考えると、それだけは何とか避けたいものです。今はまだ大丈夫と思っていても、すぐに深刻な事態に陥ります。
家賃がどうしても支払えない時は、まず
してください。管理会社や大家さんが、何かしらの対策案を提示してくれるはずです。
マンションやアパートで一人暮らしをしている人の中には、家賃滞納で悩んでいる人も少なくありません。家賃を滞納すると様々なリスクが出てきます。その場合は、大家さんや管理会社に相談するなど早めの対策が求められます。
大家さんの中には良い人もいて、何年も滞納しても文句を言わない人がいたよ!結局その人は、その恩に必ず報いたいと決意して、その後数年かけて滞納した分を返したよ!
ぴよぴよ(へー)!
人間にはその時その時で、様々な事情があるからね!それはいいんだ!大事なのはその時その時の、適切な対処法さ!自分だけで解決できそうもない場合は、専門家に頼ろう!
ぴよぴよ(それが無難っす)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!