ブラックリストっていうリストが実在するの?
いいえ。そのような名称のリストがあるわけではありません。しかし、ほぼ同じような扱いのものがあり、あまり的を外していない為、わかりやすいという理由からその通称が存在しています。
ブラックリストに登録される、っていうのをよく聞くけど、本当はそういう名前のリスがあるわけではないんだね!でも、そこに登録されてしまったら、ほぼ認識通り、審査に通らなかったり、カードが作れなかったりするんだよ!
ぴよぴよ(そうだったんすね)!
今回はそんな情報を管理する、信用情報機関の実態について詳しく解説するよ!
ぴよぴよ(親分に任せれば大丈夫っす)!
本来、『ブラックリスト』なるものは存在しない。自己破産したりカードを長期に滞納するとお金を貸してくれなくなるのは、信用情報機関に延滞情報が載せられて、審査に通りにくくなるからだ。しかしそれはまるで、ブラックリストに載っている状態と言っても、過言ではないのである。従って、別にその様な情報が広まっても、あまり的を外れてはいない為、まかり通っているということが言えるだろう。
また、破産情報は
に載る。
それから、信用情報機関というのは国が作った機関ではなく、カード会社や銀行が自動組織的に作ったもの。だから元々は、銀行の信用情報機関、カード会社の信用情報機関、消費者金融の信用情報機関、ということでバラバラに会社があった。今はそれを共有している状況になっている。
自己破産の様な官報に載る情報の場合、
- 全銀協は
- CICは
- 全情連は
また、長期延滞や弁護士介入などの事故情報の場合は、全銀協とCICは登録されてから5年だが、全情連は完済してから1年となっている。
と呼ばれる情報交流システムが存在していて、それがそれぞれの信用情報機関に登録されている情報を共有している。
情報交流項目は、以下の通りである。
また、
- CIC:審判、クレジット、リース系
- 全銀協:銀行、信用、労金、JA、保証会社系
- 全情連:消費者金融系
が主な信用情報機関であり、『銀行から消費者金融まで』を取り扱う『テラネット』もある。ただし、CCB(審判、クレジット、消費者金融系)だけは交流がない。この際、個人情報なので通常は交流されることはないが、事故情報の交流はされている。これによって過剰な融資や貸し倒れを防げるので、客も業者もWinwinとなる。
信用情報機関は主に『CIC、全銀協、全情連』なんかがあって、それぞれがクレジットカードだったり、消費者金融だったりの扱うカテゴリーがあるんだね!
ぴよぴよ(うーむ、なるほど)!
そしてその情報機関らで情報を共有して、効率よくサービスを運営しているんだ!だからもしどこかで金融事故を起こしたら、ほぼすべての情報機関に登録されるって考えておいたほうがいいかもね!
ぴよぴよ(情報のシェアっす)!
どーもっ!ものしりニワトリです!この記事に書かれた情報を、補足したり解説するナビゲーターだよ!